ある夜、ひどい吹雪があり、グラディスは明日は仕事を休まなければならないと思った。しかし、彼女は、隣の主人が仕事に行く前に雪かきをしてくれたので、彼のお陰で、彼女は仕事に行くことができた。
夕方仕事から帰って来て、車をガレージに入れようとした時、隣の奥さんが赤ん坊を抱いて家から走り出てきて「すみません。病院まで連れて行ってください」と叫んだ。赤ん坊の顔は真っ青で、息も絶え絶えだった。
病院に着くと、赤ん坊は、 すぐに酸素吸入のテントに入れられた。医者の話では、もう少し遅ければ命は助からなかっただろうということであった。
グラディスは思った。「もし、あの子のお父さんが朝早く雪かきをしてくれなかったら、私はあの子を病院までつれていけなかったんだわ。」