第一のカエルはしばらくの問泳ぐと疲れてしまい「このバケツから出る方法はない。これ以上努力する意味がない」と思い、泳ぐのをやめたため、牛乳の中に沈んで死んでしまいました。
ところが第二のカエルは「どうしたらこのバケツから出られるか分からないが、最後まで努力しょう」と考えたのです。そして、バケツの回りを泳ぎ続けているうちに牛乳もグルグル回り、その真ん中にバターの固まりが出来ました。そして第二のカエルはそのバターを踏み台にしてバケツから飛び出し、救われたのでした。
これは簡単な話ですが、大事な教訓が示されています。
私たちが何か難しい問題にぶつかって困っているとき、第一のカエルのようにあきらめてしまうと、問題の解決にはなりません。しかし第二のカエルのように根気よく努力を続けますと、救われる道が拓かれる可能性があり、場合によっては思いがけない方法で問題が解決することがあります。
これは日常生活での話ですが、しかし信仰生活においても同じようなことが言えます。イエス様は信仰生活について「最後まで耐え忍ぶ者は救われる」とおっしゃいました。(マタイ10・22)
最後まであきらめないで耐え忍び努力することが、生きる強さにつながります。