友人が「幸せな一日」とはどういう意味かと尋ねたところ、社長は「幸せは個人個人によって違い、それはいろいろな方法で捜し求めることができます。しかし、たいせつなことは、毎日幸せになりたいと心から望み、自分が置かれている状況の中で幸せを捜そうとすることです」と答えました。
私がそのメダルを見て一番感心したことは、そのことばの中に使われている「一日」ということばです。人は皆幸福になることを望んでいますが、この会社のモットーは幸福を現実のものとし、しかも短期間の一日といった単位で考えていることです。
未来に幸福を求めることは人として自然なことです。しかし、幸せは、この瞬間に手に入るものだということを忘れないようにしたいと思います。そして、その日その日を幸せに過ごすことができるなら、その人の一生もきっと幸せなものになると思います。