「心の糧」は、以前ラジオで放送した内容を、朗読を聞きながら文章でお読み頂けるコーナーです。
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(月~土)毎日お話が変わります。

坪井木の実さんの朗読で今日のお話が(約5分間)お聞きになれます。

私たちには一人ひとりの人生があり、自分の生き方を自分で決めることができます。でもそれは、自分の人生を自分の思うようにコントロールできる力を持っている、ということではありません。
社会生活の中では、自分の力だけではどうしようもできないことが沢山あります。そんな時、私たちは様々な問題や困難を感じるのでしょう。それでも、それらを自分に与えられた試練だと思い、自分で何とかしようと、もがけばもがくほど物事が深刻になり〝辛いな〟〝逃げ出したいな〟という思いに駆られてしまう場合もあります。
しかし、自分の力だけではコントロールできない、ということに気づくことは、チャンスの時でもあります。すべてが自分の思うようにいくとき、自分の力を過信して、他者に対して高慢な態度や、横柄な態度を取ってしまいがちです。
あるいは問題や困難は解決しなければならないものだと無理をすることで、心身ともに体調を崩してしまう場合もあります。
そんな時、誰かに助けを求める、あるいは〝神様、助けてください〟と神様に頼るとき、謙虚になっていきます。そこに試練を乗り越えていく鍵があるのかもしれません。
聖書では、試練は神様から与えられたもの、として描かれていることもあります。それは単に成長のため、あるいは、人生をうまく生き抜くためというよりも、どんなことがあっても神様に信頼し、神様に助けを求めながら生きていくために。
神様は、私たちが耐えられないような試練に遭わせることはなさいません。そして、忘れてはならないことは、試練と共に、それに耐えられるよう逃れる道をも備えていてくださっている、ということです。(参 1コリント 10・13)