「心の糧」は、以前ラジオで放送した内容を、朗読を聞きながら文章でお読み頂けるコーナーです。

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坪井木の実さんの朗読で今日のお話が(約5分間)お聞きになれます。

森田 直樹 神父

今日の心の糧イメージ

 様々な変化がやってくることの多いこの時期ですが、ふと自分の後ろを振り返ってみると、一人一人、今まで歩んできた人生の道が見えることと思います。

 これまで、さまざまな出来事や出会いがあったことと思います。自分の希望通りに物事が進んだこともあったでしょう。また、思いもしない出来事に遭遇したかもしれません。時には道に迷ってしまったり、危険な道を歩むことがあったりしたかもしれません。いずれにせよ、ここまで人生の道を歩んできました。

 あなたが歩んできた人生の道の節目、節目に、イエスさまが共にいてくださっていたことに気づいたかもしれませんし、気づかなかったかもしれません。しかしながら、イエスさまはいつも、あなたと共にいてくださり、道を示し続けておられたことは、確かなことなのです。

 また、これからの道にも、いつもイエスさまが一緒にいてくださり、あなたと共に歩み続けてくださいます。もし、これを心に留めることができるならば、これからの道も心強いことだと思います。助け手がいつもいてくださるのですから。

 そして、ついに私たちが人生の最後を迎える時には、イエスさまはこうおっしゃいます。「自分に命じられたことをみな果たしたら、『わたしどもは取るに足りない(しもべ)です。しなければならないことをしただけです』と言いなさい。」と。(ルカ17・10)

 自分の人生の道を振り返ってみて、イエスさまが共に歩んでくださったことを思い起こし、その最後にはイエスさまがおっしゃるとおり、謙遜の恵みのうちに、神さまに命をお返しできる恵みが与えられるようにと、心から願いたいと思います。