生前ハヤット神父が書いたお話「太陽のほほえみ」(英語と日本語)を、
2015年5月掲載分から2021年3月掲載分まで保存しています。どうぞご覧ください。

ハヤット神父
ハヤット神父

 

愛の子守歌

Smile of the Sun - 太陽のほほえみイメージ

 クリスマスとは、いったい何でしょう。

 クリスマスと聞くと思い出されるのは、暖炉ではぜるまきとろうそくのにおいです。明るいともしびのきらめきです。鳴り響く鐘の音は甘く心にしみわたり、人々は喜びに胸をふくらませながら、忙しくたち働きます。

 クリスマスにはたくさんのことをしなければなりませんから大変です。でもそれは笑いと幸せに満ちたものです。

 クリスマスはプレゼントの季節です。そして、女の子が初めてもらった人形を抱きしめる時に感じるあの大きな喜びをみんなに感じさせる時です。

 プレゼントはクリスマス ・ツリーの下、まるでその木が信じられない奇跡を行ったかのようです。

 クリスマスがやってくると、両親の目は楽しいたくらみで輝きます。ちょうど恋人たちが手をとりあって無言の約束をかわした時のようです。

 クリスマスは、年とった人にとっては改めて永遠の世界をみつめる時期です。長く教会から離れていた人たちがめざめて再び神の子として生まれ変わり、自分のことしか考えなかった人たちが反省する時期です。

 クリスマスは、憎しみやうらみがすべて忘れ去られた時。平和そのものです。

 私たちが、子供のようになって神様に近づく時です。永久に終わることのない精神的な平和がもたらされる時です。

 こうしていろんなことがありますが、一番大切なのは、次のことではないでしょうか。

 クリスマスは、お生まれになった幼いイエスに対して、全世界がささげる愛の子守歌です。