援助会員の皆さまへお送りした手紙の内容をホームページをご視聴の皆さまにもご紹介します。
この手紙は、2ヶ月に一度、機関紙「心のともしび」と共にお届けしていて、今回は06月始めのお便りです。

松村信也

理性

2022年06月10日の会員さんへのお便り

 聖心の月を迎えました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
 いつも心のともしび運動をご支援くださいましてありがとうございます。心より感謝し御礼申し上げます。

 

今、世界では、ウクライナへのロシア軍の侵攻。その争いの陰に隠れて、アフガニスタンで、ミャンマーで、南沙諸島で、中東でと、頭が重くなるほど私たちの住む地球のどこかで争いが起こっています。それら争いの発端は、正直呆れる程、欲の絡んだ些細なことが原因なのです。

 どうして人間は、それほど欲張りなのでしょうか。人間には他の生物と違って理性が備わっているはずです。その理性は、"どうなっているのでしょうか"。理性とは「感情に溺れず、筋道を立てて物事を考え判断する能力」のことを言います。また「感覚的能力に対する概念的に思考する能力」でもあるはずです。
 それも神様から授かった先天的認識能力で、理論理性ともいい、先天的意思脳力で実践することのできる理性を人間は持っているのです。
 その理性が、個人によって悪用されているのか、壊れてしまったのか、どちらかでないと非常識な言動は、生じないはずです。

 ところが二十一世紀の現代において、世界中に非常識なことが勃発していることは、人間の本来兼ね備わっていた良識ある理性が、壊れてしまったとしか考えられません。

 ではなぜ壊れてしまったのでしょうか。その原因として、様々な要因が挙げられるでしょう。しかし、いずれの要因であっても、それは人間の奥底に潜んでいる"原罪"、自我、エゴイズムに他ならないでしょう。その自我に気づき、自我からの解放を願いながら、この世に与えられた命を世界の中で、誰もが「善とされる平和」に向かって歩み続けることを願います。

 悲嘆、苦悩の涙から、感激、感動に溢れる感謝の心、喜びの心の涙に変わる世の中になるように心をこめてお祈りしましょう。

 後になりましたが、マクドナル神父が帰天した折には沢山のお祈りをお寄せ頂きましたこと、心より御礼申し上げます。先月、滞りなく納骨式を済ませました。マクドナル神父は皆様のお祈りを携えて、心のともしび運動に捧げたこの地、京都で静かに眠っています。

心のともしび運動YBU本部
代表 松村信也
職員一同