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生き抜く

今回のテーマを頂いた時、なぜか真っ先に頭に浮かんだのは「死ぬ」ことだった。もともと生と死は背中合わせで、どちらも神からの贈り物だからかも知れない。  そう考え...

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光と影

昨年の秋、第30回「芦屋国際児童画展」の審査員となるチャンスに恵まれた。  この展覧会は、世界の食糧問題に向き合う活動の一環として1990年から開催されている...

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自然への感謝

母が子どもだった頃、家の中庭に大きなリュウガンの木があった。  リュウガンというのは、台湾でよく見かけるトロピカルフルーツである。ライチより一回り小ぶりで、見...

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人との絆

カトリックの洗礼を受けてから、海外旅行に行く度に現地のミサに参加するようにしている。  英語を使う国ならまだしも、他の言語で行われる典礼となるとほとんどの言葉...

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大切なこと

洗礼を受けて間もない頃、台湾の女子パウロ会からイラストの仕事を依頼されたことがあった。  それはカトリックの要理書の挿絵の仕事で、その本は、教会の教えや、ご聖...

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旅立ち

18歳の夏、初めて家を出た。  受かった大学が家から250キロも離れた台北にあったため、キャンパス内の女子寮に入ることになった。4人部屋とはいえ、生まれて初め...

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安らぎ

私はれっきとしたおばあちゃん子だった。  幼い頃、両親が共働きだったため、母方の祖母に預けられていた。  早朝のお宮参りから夕方のお風呂まで、いつもおばあちゃ...

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扉を開ける

母と父方の祖母は、とても仲が良かった。  母はテキパキと何事もこなす人で、会社勤めをしていた頃は仕事と子育てを両立しながら、嫁ぎ先と実の両親の面倒をよく見てい...

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