生前ハヤット神父が書いたお話「太陽のほほえみ」(英語と日本語)を、
2015年5月掲載分から2021年3月掲載分まで保存しています。どうぞご覧ください。
イエス様は「わたしはこの世の光である」(ヨハネ8-12)、また、弟子たちには「あなたがたは世の光である」(マタイ5-14)とおっしゃいました。つまり、私たちは皆イエス様の弟子であり、イエス様の光を受けてその光を世に照らす使命が与えられているのです。
「心のともしび運動」の「ともしび」は、イエス様の光を意味しますが、この運動について考える時、イエス様が述べられた「からし種のたとえ話」を思い出します。「天の国は一粒のからし種に似ている。ある人がそれを取って畑に蒔いた。それは種のうちでいちばん小さいものであるが、成長したときは、どの野菜よりも大きくなり、空の鳥が来てその枝に巣を作るほどの木になる」(マタイ13-31~32)
1952年に作ったパンフレットは小さなからし種のようなものでした。その種を蒔くと芽ばえ、そして、神様の力によって成長し、大きな木になり、その枝を日本の隅々まで伸ばしました。
これは神様の業であり、この活動に携ってきた人々やご協力下さった方々は、神様の手となり足となって働いて下さいました。つまり神様は私たちを通じてお働きになり、このマス・メディアによる福音宣教を生かし、大勢の人々に光を照らし、彼らの人生の支えになり、そのうちの多くの人々を信仰の道へお導きになったのです。神様が私たちのうちにお働きになっていることを喜び、私たちが神様のお役に立つことができたことを感謝したいと思います。
そして、この運動にご協力下さったすべての方々に感謝し、これからもこの運動が続き、人々にキリスト様の光を照らし、人々の永遠の救いのために役立つことができますように祈っています。
(これは心のともしび運動本部創立50周年を記念して書かれたものです。)