新年は、俳句作りで大忙しになります。暮れから正月は季語の宝庫だからです。特に、色々なものに「初」を付けると、普通の言葉が新年の季語に早変わりするのが楽しいので...
新年は、俳句作りで大忙しになります。暮れから正月は季語の宝庫だからです。特に、色々なものに「初」を付けると、普通の言葉が新年の季語に早変わりするのが楽しいので...
「ぼくらが空を飛べるのは、みなさんのおかげなんです。ぼくは、あなたの声と一緒に飛んでます」 これは、テレビ朝日で放送された、航空会社を舞台にしたドラマ、「N...
私が小学2年生の冬休みに書いた宿題の日記が見つかったと、母が持ってきてくれました。懐かしい二つ穴のファイルに無造作に閉じられた点字の日記です。 最初は、うん...
最近よく聞かれる言葉に、私はある種の危うさを感じています。それは「自分らしく輝く」という言葉です。 アピールが苦手な日本人気質を抜け出して堂々と生きていきま...
新型コロナが流行し、日本全国が在宅推奨となった時期、私の所属する俳句の会も中止になりました。メールでの句会は続きましたが、多くの人同様、私たちも突然会えなくな...
聖書で印象的な言葉に、「思い悩まず神様に委ねなさい」という内容のものが多くあります。私には、考えても分からないときには神様が教えてくださるのを待ちましょう、と...
「目でなら さわってもいい?」 これは、詩人のまどみちおさんが書かれた「ことり」という詩の一節です。美しく繊細な小鳥に触ってみたい、でも小鳥に許してもらえな...
外国通信社でニュースの翻訳をする仕事と、エッセイストとして活動する仕事を経験するうちに、取材テクニックの一つに強く惹かれるようになりました。それは、取材の空間...
辞書を要約すると、生き甲斐とは、人生の根幹となる考え方が活動や生活の中で形として現れるもの、といった解釈になると思います。 さて、では私の生き甲斐は?と自問...
私たちが母から生まれ、産声をあげるのは、人生最初の「渇き」を経験するからかもしれません。呼吸のため空気を求め、生きるために大人の保護と愛を求めるのです。渇きと...