多くの方々もきっとそうなのではないか、と勝手に思っているのだが、私も大げさな美談というものが苦手である。気高い行いをする人は確かにおられるし、尊敬の念も湧くが...
多くの方々もきっとそうなのではないか、と勝手に思っているのだが、私も大げさな美談というものが苦手である。気高い行いをする人は確かにおられるし、尊敬の念も湧くが...
気づきとは何か、と問われると、答えるのが難しい。それは深い体験だからだ。日常的な気づき、例えば働いている同僚の顔色が悪いとか、電球の一つが切れて部屋が暗い、な...
「まなざし」とは、人が何かを見る時に向ける視線のことである。だが単に視線とか目つきというには留まらない、深い意味があるようだ。実際、哲学や文学、特に批評の分野...
「新たな出発」と聞くと、それだけで気持ちが晴れるような気がする。「出発」も「新たな」も希望を感じさせる前向きな言葉だからかもしれない。 「新たな」つまり「...
就職活動では、「私は思いやりがあり、気配りのできる性格です」というアピールは必要なことなのだという。ただ企業の側では、あくまでも仕事の成果につながる人間関係の...
友人の長男はハル君といって、幼稚園に通う可愛い男の子である。変身ロボットが大好きで、誕生日には、スーパーマーケットのおもちゃ売り場にかっこよく飾られている憧れ...
ノーベル賞詩人タゴールの生誕150年の記念に、日本の詩人たちがインドを訪れ、インドを代表する詩人たちと交流した時のことである。 インドは広大な国土に多くの民...
いろいろなマラソンのレースを沿道で応援するのは楽しみの一つである。目の前を過ぎて行く選手たちの速さや、放たれる気迫にはいつも驚かされる。選手たちは皆孤独に見え...
1・2・3・4・5・6・7・8・9、この中で最も好きな数字はどれですか?というアンケートを友人たちに答えてもらったことがある。最も人気があったのは1で、理由...
小児科の待合室で、赤ちゃんを抱いている若いお母さんたちを見かけた。乳児検診の日だったらしい。隣り合って座ったお母さん同士には親しげな会話も生まれていて、幸福が...