今春、新型コロナウイルスによる感染拡大で、我家の生活も一変しました。知的障がいのある8才のひとり息子も特別支援学校が休校となり、毎日うちにいます。妻と〈協力し...
今春、新型コロナウイルスによる感染拡大で、我家の生活も一変しました。知的障がいのある8才のひとり息子も特別支援学校が休校となり、毎日うちにいます。妻と〈協力し...
私にとって、洗礼の恵みと導きを象徴する出来事は、幼稚園生の頃に担任をしてくださったI先生と、大人になって再会したことです。 I先生は子どもたちを想う心が笑顔...
私にとって、小学校時代の野球部での経験は、今なお大事な思い出になっています。休日や放課後の練習以外にも、希望者は監督の家に集まっては練習をして、私もずいぶんバ...
子どもの頃、父と出かけて外食をすると、必ず父に「食べたいものが決まったら、自分で店員さんを呼びなさい」と言われました。〈なぜ、ぼくが呼ぶのかな?〉と思いなが...
それはダウン症をもつ息子が通う特別支援学校の授業参観でのことでした。その日は妻に予定があり、私が代わりに学校へ行きました。 息子はダウン症児の中でも特に発育...
昨年の夏の台風は各地に甚大な被害をもたらしました。私たち家族も初めて避難を経験しました。今もその時を思い出すと、緊張感のある場面が記憶に甦ります。 雨嵐が強...
私たち夫婦の新婚旅行は長崎でした。妻の提案で、作家の遠藤周作を敬愛する私のため、著書『沈黙』の舞台・長崎の旧外海町などを巡りました。 旅では、大浦天主堂近く...
私が妻に日々支えられていることにはたびたび触れてきましたが、あるとき、妻に恩返しをするチャンスがやってきました。 福岡県に住むご高齢の神父様が、都内で『価値...
それは私がカトリック施設の老人ホームで働いていた頃の、ある場面でした。昼食を終えた認知症状のあるシスターの車椅子を押しながら、私が休養室の扉を開けたとき、普段...
私の執筆活動の人生が充実するようにと、妻は日々支えてくれています。仕事を持つ妻が忙しい時は私の出番で、数日の間は「パパの日」と思い、ダウン症をもつ息子の育児に...