この春、私はインターネット放送のテレビ番組にゲスト出演しました。詩人の活動を紹介する1時間の番組で、生中継の緊張感があるひと時でした。番組は私の20年余りを振...
この春、私はインターネット放送のテレビ番組にゲスト出演しました。詩人の活動を紹介する1時間の番組で、生中継の緊張感があるひと時でした。番組は私の20年余りを振...
私の祖母が帰天してから今年で9年になります。人それぞれの物語があるように、この9年の間には、私自身の日々に色々な変化がありました。様々な季節を過ごしながら、月...
今、私の机には100歳の詩人・柴田トヨさんの、多くの人に愛された詩集が置かれています。ページを開くと、長い生涯を歩んだトヨさんの写真があり、笑顔の後ろから光が...
妻の父親が81年の生涯を終えてから、まもなく2年になります。今も夫婦の会話で「お義父さん、あんなことを言っていたねぇ」と、しばしば思い出しています。 お義父...
私は手紙を書くとき、最後に「〇〇さんの日々が平安でありますように」という祈りの言葉を添えることがあります。相手によって表現が変わることもありますが、私にとって...
私の母は優しい性格で、子どもの頃の私が困っていると、よく手を差し伸べてくれたものでした。日々の暮らしで、私が思いやりを持って人に接することができたとき、〈母に...
我が家の朝は慌ただしく始まります。私と妻の連携プレーでダウン症児の息子・周の食事介助をし、トイレの世話をし、着替えさせて車に乗せ、午前八時過ぎに到着するスクー...
昨年、私はダウン症をもつ息子について綴った詩集『我が家に天使がやってきた』を刊行しました。前半は「ダウン症の告知から立ち上がる支えになったものは何か?」という...
私は現在43歳ですが、いまだに〈大人〉という言葉の定義を知りません。私はいくつ歳を重ねても、神様の温かい日向に憩う永遠の子どもではないかという気がしています。...
昨年7月、私は旅先の京都で初めて心のともしび運動本部を訪問しました。 その面談中に〈射祷〉という祈りに話が及んだのです。 反射の〈射〉に祈祷の〈祷〉と書いて射...