今日の心の糧イメージ
慎ましく

慎ましさ、という言葉から、私は日本人らしさを想起します。誰かに贈り物を渡す時「つまらない物ですが」と言ったり、「ささやかながら」と言ったりするのも、その表れで...

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いつくしみ

今年2月、大切な恩師が90年余りの生涯を終え、旅立たれました。先生は私の良き理解者でした。高校卒業以来、詩と文学の道を志す私を、家族も親戚も心配していましたが...

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心のなごみ

私と妻が結婚して10年が過ぎました。日々を暮らす中で、妻が台所で皿を洗ったり、布団を干したりする姿を見て、ふと〈なぜ私はこの人と共に生きているのだろう?〉と、...

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気づき

私は時々、受刑者の人が読む広報誌に原稿を書いています。塀の中の日々をどのような思いで過ごしているかを想像するのは難しいですが、私はそこに掲載される「受刑者の手...

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新たな出発

私たちは日々、他愛のない会話を交わしています。家族とも職場の同僚とも日常会話は大事なコミュニケーションですが、人生についての本音や夢、または悩みを話せる友がい...

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思いやり

生きていればどこかで、かけがえのない出逢いが待っており、人と人を結ぶ縁の糸は日々を織り成し、生きる味わいになってゆく――。  40代を迎えて、私にはその実感が...

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約束

若かりし頃、私は詩人の友と旅に出ました。朗読活動をする僕等は、大阪で行われる朗読会に出演するため、待ち合わせて深夜バス乗り場に向かいました。その頃の彼は心の風...

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わたしが目指している道は

学生の頃、国語の授業で詩を書いたことがありました。自分で決めた『富士山』という題の、〈冬が来れば白くなり/夏が来れば黒くなり〉というシンプルなものでした。その...

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いつも生き生きと

小学生の頃、社会科の授業のときに開いた教科書に「仕事は生きがい」という言葉がありました。子どもの私は、将来の仕事について考えても実感が湧きませんでした。その言...

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心を一つに

今春、新型コロナウイルスによる感染拡大で、我家の生活も一変しました。知的障がいのある8才のひとり息子も特別支援学校が休校となり、毎日うちにいます。妻と〈協力し...

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