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天の国の鑑

私の祖母は12歳の時に母親が亡くなり、4人の兄弟が残された。 父親は12歳の祖母を親類に預けた。それから20歳になるまで、親類を転々とした祖母は、人の心の様々...

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子どもの祈り

弟夫婦には3人の子供がいた。長男と長女は双子で、次男が生まれた。しばらくして4人目が生まれることになった。その頃、私はすでに東京の出版社で働いていた。子供たち...

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『今日の』祈り

祖父は橋を架ける仕事をしていた。大雨の日でも現場に行き、雨ガッパに長靴を履いて、工事の様子と作業員1人ひとりを見守っていた。私は子ども心に祖父の佇まいが心に焼...

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わたしのクリスマス

数年前のクリスマスイブの夕方、わたしは右膝の十字靭帯を切り、医師に安静を言い渡された。クリスマスは、幼な子イエスのご誕生を祝う大きな喜びの日だった。しかしその...

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分岐点

以前、ローマでバスに乗ろうとした時、長い列ができていたので、次のバスに乗ることにした。見晴らしのいい座席に座って、壮麗な街並みを見ながら目的地に行こうと思ってい...

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わたしの故郷

ふる里はどこにあるかと探しても見つからない。しかし、ずっと記憶をたどっていくと、わたしにとってのふる里は、心の中にあると思うようになった。ろだったと思う。わたし...

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信仰の核心

ある日、青少年についてのセミナーがあり、参加した。その日は、ヨーロッパ修道院の父と言われた聖ベネディクトの双子の妹、聖スコラスチカの記念日だった。講堂には、多く...

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わたしの好きなみ言葉

聖書を青春真っただ中で読んだ時と、歳月を経て読む今とはずいぶん理解が違う。マタイの25章に、気になるみ言葉がある。主人が旅に出る時、しもべたちを呼び、それぞれの...

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目覚める

センチュリープラントという花がある。この花はおよそ100年に1度しか咲かない。その上、花が咲いた瞬間に根元から腐り、養分となって花に向かって流れていく。そして、...

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悔い改める

もう10年以上も前の話である。ある宣教師のお母さんが亡くなり、追悼ミサが捧げられることになった。その時のお説教は、お父さんのロザリオにまつわる話だった。ロザリオ...

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