今日の心の糧イメージ
慎ましく

2020年10月10日、イタリアの15歳の少年、カルロ・アクーティスは、アシジの聖マリア大聖堂において列福された。  彼は1991年5月3日に誕生し、白血病で...

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いつくしみ

今の私を支える多くの出会いの中でも忘れがたいことがある。  26歳から4年間、演出家、蜷川幸雄氏との出会いだ。当時、私はデザイナーの秘書として働いていた。ある...

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心のなごみ

劇作家の秋元松代先生に26歳の時に出会った。私の人生において幸運なことだった。先生は67歳から71歳までに3作の戯曲を書いた。『近松心中物語』、『元禄港歌』、...

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気づき

パトリシアさんという友人がいる。彼女とは南米の子どもたちへの学習支援で知り合った。彼女がペルーから来日したのは24歳の時。同じ頃、後に夫となるカツミさんがブラ...

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新たな出発

歴史書を読んでいて、B.C.やA.D.という表記を「紀元前」、「紀元後」と習ってきて、それが何の略語なのかと意味がわかったのが、ずいぶんな年齢になってからだっ...

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思いやり

以前住んでいた町に、一坪ぐらいのアクセサリーのお店があって、そこに赤いザクロのようなガラスで編んだ十字架のイヤリングがあった。気になっていたが、無難なアクセサ...

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約束

私は以前、英文学科で勉強をした時期がある。英国の詩人、ワーズワースやシェリーなどの詩を平野先生から1年間学んだ。平野先生は廊下を歩く時も、英語の単語帳を暗記し...

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言葉の力

私が「言葉の力」を感じるのは、ミサの聖体拝領である。司祭から「キリストのおんからだ」、「キリストのおん血」と言われ、「アーメン」とこたえる。言葉と共に、丸いパ...

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幼子誕生

クリスマスが近づいてきたのに、わたしは神さまに見放されているのではないかという日々が続いている。人里離れたところにある修道会の黙想会に行って、わたしはどうした...

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いつも生き生きと

いつも生き生きとするには、毎日、心から笑うことだと思う。わたしのまわりは、子どもの頃からいつも笑いにつつまれている。  ある日、母は安い自転車を買ってきた。そ...

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