私の青春時代は戦争中で、受洗するまでは、暗黒時代といっても差し支えないと思います。終戦のときは、山奥の銅山で、空腹の中重労働をさせられていました。終戦で家に帰っ...
私の青春時代は戦争中で、受洗するまでは、暗黒時代といっても差し支えないと思います。終戦のときは、山奥の銅山で、空腹の中重労働をさせられていました。終戦で家に帰っ...
「神は実りある人生を愛するが、実りをもたらさなかった人生も愛する」。この言葉を読んだ時、私ははっと胸を突かれました。神は、目に見える結果で判断なさらないのだ、神...
私は何かをする時に決断をするということがあまりないような気がします。変かもしれませんが、それをすることが自分にとってごく自然だと思うと、それがとても難しそうに思...
妻は2人の子どもを授かって間もなく難病にかかり、寝たきりの生活を余儀なくされました。病状が急変して、先生から「今晩が山です」と言われたこともありましたが、意識が...
命あるものはすべて、死と復活を繰り返しながら生き続けていると言えます。たとえば、落葉樹は、春に新芽を出し、夏に向けて葉を繁らせ成長しますが、秋になると葉を失い、...
私が教会で毎週木曜日の夜行っているキリスト教入門講座に、以前はアルコール依存症者の更生グループのメンバーがよく参加されていた。アルコール依存症の更生プログラムを...
私が復活について初めて学んだのは中学生のとき。キリストという特別な方が生まれたことや、その方が神様の子とされた、というところまでは理解できましたが、復活となると...
かつて一度として主の十字架を、死に至るまで真に味わい、担ったことなんてなかったのだと、今ごろになって悟りました。驚くべき体験でした。ミサの中では毎回、「十字架に...
イエズスさまは神さまの御子さまだから、身体の完全な復活をなさった。しかし、私たち人間にはそれは不可能である。いつか神様によって復活できることを信じているが。なら...
復活について、いろいろと思うことはありますが、希望し続けるということによって、必ず、何か良い知らせが受けられるということではないかと思います。そして、私が、特に...
私たちキリスト信者は、信仰宣言の中で、キリストが十字架上で死んだ後、3日目に復活されたことを公言し、死に対する勝利を祝います。しかしながら日常生活の中で、復活は...
今日は、イエス様が復活なさった朝の様子を聖書の中から見てみましょう。イエス様が亡くなられてから3日目の朝早く、マグダラのマリアと他の婦人たちがイエス様が葬られた...
あの夜、私がただ一人で臨終のシスターに付き添っていたあの夜のことを、私は生涯忘れることはできないでしょう。目を閉じてひと息、ひと息をやっと繰り返している苦しみを...
聖書には、イエス・キリストは、罪びととして十字架にかけられ、死んで、墓に葬られたと書かれています。イエスの死の3日目、弟子のペトロとヨハネが墓に行くとご遺体はな...
初めに結論を申し上げます。キリスト者の私にとって、復活とは完璧で完全な命の勝利であると思います。ところで、キリスト教でいう復活とは何でしょうか。復活とは、死んだ...
昨年の6月、東京に住む娘のところに女の子が誕生しました。北海道の我が家に里帰りしての出産でした。杏奈と名づけられました。杏奈ちゃんは月満ちて生まれたのですが、出...