私がとても好きなのは、このやり取りの中で、イエス様が涙を流されたと書いてあることです。ここで、涙を流されたということを考えるとき、これは、やはり、愛する者の死という極限の悲しみにあっても、なお信じますと言う女達に対しての感動の涙ではなかったかと思うからです。
私たちが、本当に大変な困難にあるとき、イエス様は、きっと側にいて下さる、そして一緒に涙を流しておられると考えると本当に心強いではありませんか。きっとそうに違いないと思います。それがなければ、どうして、私たちは、とてつもない悲しみに打ち勝つことができるでしょうか。