かつて一度として主の十字架を、死に至るまで真に味わい、担ったことなんてなかったのだと、今ごろになって悟りました。驚くべき体験でした。ミサの中では毎回、「十字架に...
かつて一度として主の十字架を、死に至るまで真に味わい、担ったことなんてなかったのだと、今ごろになって悟りました。驚くべき体験でした。ミサの中では毎回、「十字架に...
うす暗い修道院の聖堂の祈祷席に、足首までの黒い修道服、胸には真っ白な巾広なカラー、真っ黒なヴェールで被われたシスターの祈る姿をはじめて目にしたときの驚き。感動で...
歩くのが好きなのは母ゆずり。その母も98才を迎えた今は、さすがに公園の散歩くらいしか歩きませんが、東京ぐらしの頃は青山から渋谷、銀座まで平気で歩いていましたし、...
クリスマスのおとずれを、そのかすかな足音を感じる頃って、いつだと思いますか?なんて気の早いと呆れられるかもしれませんが、私には、長い夏休みが終わって9月に入り、...
あるとき街かどでばったり出会って、人生が変わったといえば、テレビドラマじゃあるまいし、となりますよね。だいたい教会の信者同士で、先輩後輩というのもおかしいかもし...
わたし達をとりまく人間関係・・・家族、友人、学校で、様々なグループで、職場でも教会でも、とにかく人の集まるところに人間関係は生じます。そしてうまくいかなくなるの...
うちの裏庭にあった栗の木。樫の木。銀杏の木。 なぜか小さい頃から「木」が好きでした。 中庭のまん中にあった大きな銀杏の木には、近所の子ども達が集まって、しっか...
小学五年生の宣言。 「ぼく、O神父さまみたいになりたい!神父さまになるよ」 5年生の夏休み、召命錬成会から帰るや息子は叫びました。眸をキラキラさせ紅潮した顔は...
ピアノを習い始めたのは小学3年生だったでしょうか。母よりも少し年上の女の先生でしたが、どんな曲でも、繰り返しご自分で弾いて聴かせてくださいました。 はじめのバ...
愛するってどういうことだろう。 家族や気の合う大事な友達を愛せるのはあたり前だし、わざわざ愛するとは? なんて問い直すまでもないこと。 問題は「いやなひと」な...