2015年01月30日の心の糧


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健康の秘訣

小林 陽子

今日の心の糧イメージ 歩くのが好きなのは母ゆずり。

その母も98才を迎えた今は、さすがに公園の散歩くらいしか歩きませんが、東京ぐらしの頃は青山から渋谷、銀座まで平気で歩いていましたし、幼いわたしも母のあとからトコトコついて歩いていたようです。

あるとき、母がうしろから来る人に「お宅のお子さんじゃないですか」といわれて振り向くと、小さいわたしは暑かったらしく上着を一枚々々脱ぎ捨ててハダカで歩いていたそうです。

わが健康のひみつ、はこの辺にあるようですね。

健康のため、体を鍛えるため、などとはことさらに考えたことなく、ただ歩くのが好きでうれしいのです。

歩くことの醍醐味は色々ありますが、なんといっても車ならば一瞬のうちに通り過ぎてしまう風景やできごとを、一歩一歩じっくり見つめ味わえることでしょう。

道端の木立の枝ぶり、花や実のつきぐあい。そして極めつけが、とっておきの野生のおやつ、クワの実や木イチゴなどにありつけることです。ブルーベリーに似た赤いつぶつぶの実が、黒く熟れる頃が食べ時です。谷川沿いの国道のフェンス越しにつまみ取っては口に入れます。たくさん取ってジャムにもしたり。木イチゴにも目がありません。こちらはクワの実より大きくて酸味がありません。

秋は、アケビがなかなか見られなくなりましたが、見つければ大よろこび。ムカゴもどこにでもありますね。ちょっとバター炒めして、塩をふって。

というわけで、歩いていると神さまからの自然の贈りものが、いっぱい。

まだまだ、歩くことの楽しさやおかげをこうむっていることを数え上げればキリがありません。

神さま、だいぶ古びていても、しっかり動いてくれるこの二本の足をありがとうございます。