けれど言うは易し、行うは難し。いざとなると、ぜったいこっちが正しい、どうしてわかってくれないの?と苛立ちから憤りへとエスカレートしていきます。
相手の言うことも一理あると認めてしまえば負けになる・・・とへんな負けん気、プライドが頭をもたげ、そうして言い争ううちに自分も傷つき相手も傷つけてしまう。
憎しみのあるところに愛を。
争いのあるところに和解を。
理解されるより理解することを。
わかっています。・・・でも。
こんなとき、ふたたび心の平和を、一致のよろこびを達成することができるでしょうか。
そう、わたしの努力で達成することなんてできっこありません。
どうかこの愛に欠けた冷たい人間関係を、暗い溝を、元どおり、あたたかな愛に充ちた微笑みで埋めてください!
この祈りが、心からの叫びとなるときに、主よ、あなただけが壊れた心のきざはしを修復し、元どおり愛に充たすことがおできになります。
わたし達の弱さを限りなく許し愛しぬいてくださるかたに信頼して。