今日の心の糧イメージ
親近感

私がまだ五島にいた小・中学生の頃、カトリックではない友だちによく言われたことがある。  「美沙ちゃんの信じちょる神さまは、私どんからすれば、おとろしか(恐い)...

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生きがい

若い頃には生きがいについて原稿を求められると、その時々で、様々なことを書いた。  原稿を書くこと、本を読むこと、気の合った友人とおしゃべりすること、飼い猫と遊...

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渇き

私は床につく前に、毎夜必ず枕許に、麦茶を入れたマグカップを置く。  夜中に喉が渇いて、よく目が覚めるからである。  夜中、麦茶をおいしく飲みながら、いろいろの...

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ゆるし

私の父をひとことで称すなら「おひとよし」、もっとよくいうなら「ゆるしの人」であった。  父の口癖は「自分が他人ばゆるさんじゃったら、自分も神さまにゆるされんと...

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委ねる

小学生の頃、カトリックの教え、「公共要理」を習い、これで安心と大変嬉しく思ったことがある。  天主のご存知にならぬことがありますか。  天主は全知の御方で、ご...

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共存共栄

私には好きな言葉は沢山あるが、その中でも年々、「好き」が「大好き」になるのが『おたがいさま』という言葉である。  この言葉は幼少の頃から、生まれ育った五島でよ...

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喜びの日

昭和21年生まれの私の小学生時代の一日の小づかいは5円であった。  紙芝居を見るのは10円であった。したがって二日に一回しか見られなかった。  しかし、12月...

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安らぎ

小学生の頃、五島の福江教会の「けいこ部屋」と呼んでいた教会学校で、週に3回ほどカトリックの教えである「公教要理」を習っていた。  公教要理には問と答があって、...

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ときめき

今から10年ほど前、夜の8時ごろ、近所のスーパーへ行った。  私が買い物をすまして、出口を出て、5、6歩歩いた時に「失礼します。おじゃましました」という幼児の...

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麗しい

50年ほど原稿を書き続けているが、「うるわしい」という形容詞を使った原稿を書いたことは一度もない。  今回、初めてうるわしいというテーマを与えられ、書くことと...

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