教会の暦では、主のご受難を黙想する【四旬節】を過ごしています。神様の贖の業、救いの業を思い起こす時です。 父なる神様が、最愛の御独り子主イエスを身代わりとし...
教会の暦では、主のご受難を黙想する【四旬節】を過ごしています。神様の贖の業、救いの業を思い起こす時です。 父なる神様が、最愛の御独り子主イエスを身代わりとし...
教会は、今、復活祭の準備期間である四旬節という季節を過ごしています。伝統的に、四旬節は私たちに「祈りと節制と愛の業」を呼びかけます。それは、イエスの御受難と十...
作家・遠藤周作の読者の集いで20年以上前に出会った先輩Kさんと聖書の読書会を始めてから1年半が過ぎました。 同居するお母様が病気で長期入院して以来、彼は一人...
まだ若かったころは、新しい出会いや新しい場所、新しい出来事に心をわくわくさせていたものでした。数々の困難を経験しながらも、新しい出来事を喜んでいたものです。し...
私の五島の生家は年中鍵をかけなかった。 福江島の中心地にあり、人通りの多い繁華街の一角にあったにもかかわらず・・・。 父母は「いつなんどき、うちん家ば頼っ...
扉を開けると違う空気が入ってきます。新しい考えを思いついたり、置かれている現状を再確認したりします。良い事ばかりではなく、悪い事も一緒に入ってきます。寒い冷た...
最近、おもしろい言葉を聞いた。「これからが、これまでをつくる」というのだ。これは普通、逆だろう。普通は、これまでの積み重ねが未来を決めるという意味で、「これま...
昨年、エジプト巡礼に行く機会がありました。初めはかなり逡巡しました。エジプトには馴染みがなく、かけ離れた世界のように感じたからです。しかし、この旅行の目的は「...
司祭、修道者の道に招かれることを示す、「召命」が少ないと言われて久しい。 ある時、ミサで神父様は面白いお説教をなさいました。 「司祭の集まりに行ってみると...
皆さん、引いて開ける戸を押していたり、押す戸を引いていたり、という経験はありませんか。わたしはどうも元来粗忽者なので、度々そういうことがあります。 わたした...
人の住んでいる家、居室にはその人らしさが表れる。可愛いぬいぐるみが並ぶ乙女な部屋、趣味の道具があふれる楽しげな部屋・・部屋はその人の心そのものなのだ。心が病ん...
約3年間、何とかコロナに感染しないで、遠方や都会の雑踏へも、必要に応じ慎重に行っていたのですが、何処か慢心もあり、昨年秋、遂に感染してしまいました。高齢者で基...
分断、紛争、そして戦争――これらは、いまだに世界を覆っています。真の平和の実現――はたしてこれは、単なる夢物語なのでしょうか。 一人ひとりのいのちが、その人...
聖書からモチーフを得た私の作品の中に「門を叩け」という作品があります。これはマタイ福音書の7章にあるみ言葉で、口語訳では「求めなさい。」から始まって「門をたた...
母と父方の祖母は、とても仲が良かった。 母はテキパキと何事もこなす人で、会社勤めをしていた頃は仕事と子育てを両立しながら、嫁ぎ先と実の両親の面倒をよく見てい...
新しい年が始まりました。新しい年を迎えるにあたり、私たちはどんな準備をしてきたでしょうか。一年の総ざらいとして大掃除を行い、年越しの準備、新年の準備をする。そ...