今日の心の糧イメージ
まわり道をしても・・・
中井 俊已

山登りをするとき、山頂に至るルートはいくつもあります。登る人によってペースも違います。難なく登って行ける人もいれば、息を整え休み休み登る人もいます。なかには路傍...

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まわり道をしても・・・
シスター 山本 久美子

「まわり道」と考えた時、すぐに、自分のこれまでの日々は順風満帆だったと思えました。この反応は、自分にとっても意外でした。自分の内側では、それなりの葛藤や紆余曲折...

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わたしの故郷
松浦 信行 神父

20歳前後に、友人が私に、「おまえどことなく田舎の雰囲気が漂っているなあ」と話しかけたことがあります。その時、「名古屋と京都で育ったんだけど、そういえば小さいと...

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わたしの故郷
新井 紀子

故郷とは生まれた土地のことをいいます。しかし、東京で生まれ、すぐに転居した私には何の記憶もありません。東京には故郷としての記憶がないのです。そこで、住み暮らした...

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わたしの故郷
服部 剛

故郷というものは、人によってそれぞれ違う場所でありながら、心の中では共通する懐かしいイメージがあるのではないでしょうか。そして、聖書の中でイエスが語る「天の国」...

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わたしの故郷
小川 靖忠 神父

最近はあまり耳にしなくなりました。都会に進学、就職した人たちに、よく表れる現象として「5月病」があると。それこそ、住み慣れた故郷を離れ、新しい環境の中でなかなか...

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わたしの故郷
小林 陽子

学生時代、夏休みに入ると周りの友達がそれぞれ帰郷して、いなくなるのです。「田舎に帰るから」という友を、上野駅や東京駅のホームで見送ったものでした。いいなあ、帰る...

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わたしの故郷
黒岩 英臣

兎追いしかの山、小鮒釣りしかの川・・・。恐らく、この歌の風景が、私達世代の高齢者の心に宿る故郷という存在の原風景だと思います。それでも、おのおのの故郷はやはりそ...

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わたしの故郷
森田 直樹 神父

京都市の南部、伏見というところで、私は生まれました。「京都生まれです」と言うと、多くの人たちが「うらやましいですね」とおっしゃいます。しかし、実際に住んでいると...

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わたしの故郷
崔 友本枝

私は北海道で生まれ育った。田舎の大きな特徴は「静けさ」にあると思う。春ならば、そよ風が木々を揺らす音、鳥の声、冬ならば、きゅっきゅっと雪を踏みしめる靴の音がする...

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わたしの故郷
岡野 絵里子

私は東京で生まれ、東京で育った。だが、故郷は東京なのかと考えると、いくらかの違和感を感じてしまう。東京という都会には、故郷という暖かい言葉がどうも合わないような...

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わたしの故郷
古川 利雅 神父

故郷、「ふるさと」という言葉、この言葉の「響き」は私たちにとって、何か懐かしいもの、暖かいもの、安らぐものの様に思いますが、皆様どの様に思われるでしょうか? 帰...

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わたしの故郷
遠山 満 神父

神学生の時の夏休みの帰省は、陸路で、今よりも時間を要する旅でしたが、大きな楽しみの一つでした。当時、東京から博多まで新幹線、博多から熊本まで特急、熊本から私の故...

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わたしの故郷
三宮 麻由子

長野県茅野市の中学校で授業をしたときのこと、体育館で私を歓迎してくれた生徒さんたちは、見事な合唱で童謡「故郷」を歌ってくれました。長野県中野市がこの歌の舞台だそ...

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わたしの故郷
堀 妙子

ふる里はどこにあるかと探しても見つからない。しかし、ずっと記憶をたどっていくと、わたしにとってのふる里は、心の中にあると思うようになった。ろだったと思う。わたし...

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わたしの故郷
湯川 千恵子

私の故郷は高知県の西南端・足摺岬に近い小さな町です。三方を山に囲まれ、松田川が町を大きく迂回して西の河口に流れています。途中に「河戸の堰」と呼ばれる堰がありまし...

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