ときどき、実に感慨深く思うのですが、いま生きている私は、本当に昔の、太古の昔から一度も切れることなく、私のところまでは命が続いている、それは本当にすごいことだ...
ときどき、実に感慨深く思うのですが、いま生きている私は、本当に昔の、太古の昔から一度も切れることなく、私のところまでは命が続いている、それは本当にすごいことだ...
わたしの父は、人のために働くことを「生きがい」にしていました。 だから65歳で仕事を辞めたあと、地区のボランティア連絡協議会の事務局を引き受け、あちこちの活動...
ヨハネパウロ二世が「戦争は人間の仕業です」と強い口調で言われたのは日本に来られたときだったと思います。私は、今度の東日本大震災の時に、度々そのことばを思い出し...
カトリック教会に導かれて、最初にロザリオを手にしたときの喜びを、今も忘れることができません。日曜日のミサにあずかることもたのしみでしたが、ロザリオの祈りはどこ...
1986年2月に起きたフィリピン市民革命は、ピープルズパワー(人びとの力)が武力に頼ることなく平和的に独裁政権を倒し民主的な政権を作り出した画期的な革命であっ...
今、私の手もとに7種類のロザリオがある。 従姉のシスターが聖地巡礼に行った時のおみやげ、長崎の叔母がやはり聖地巡礼に行った時のおみやげ・・・、これまでおみやげ...
応急仮設住宅の一室から、熱心な祈りの声が英語で響く。子どもたちが時折うろうろすることもあるが、お母さんたちは一心に祈り続けている。その声は助けを求める懇願でも...
私が小学校三年生のときです。住み慣れた社宅を離れ、横浜の新居へ引っ越しました。ところが、引っ越し3日前、母がヘルニアで入院したのです。 引っ...
ロザリオ。それは祈りの花束です。わたしのだいじな人たちのために、イエスさまマリアさまにお捧げする花束。ひとつひとつのロザリオの珠は、一枚一枚の花びら。香ってい...
昔のこと、海外旅行のお土産に、祖父がロザリオを買って来てくれたことがあった。観光客用のきらびやかなものだったので、祖父はそれを首飾りだと思い、幼い私の首にかけ...
北米三大巡礼地のひとつ、カナダのノートルダム・デュ・キャップ教会を訪問したことがあります。工事の無事を祈ってロザリオを捧げると、近くのセントローレンス川が凍っ...
私は子どもの頃、盛岡の白百合のシスター達が、昔の古い修道服に、大きな珠の長いロザリオを何重にもして腰に下げていらした姿を忘れられません。でも私自身はなかなか熱...
ロザリオって、どこかでお聞きになった事はありませんか?薔薇を意味する英語のローズも、ラテン語のローザに由来するのだそうです。 ああ、思い出し...
「祈りを唱える人ではなく、祈りの人になりなさい」。これは、マザー・テレサが言われた言葉の一つです。 1984年、11月も末のことでした。この...
私が洗礼のお祝いに頂いたロザリオは、とても良い香りがするバラの実を連ねたものでした。祈る毎に珠が磨かれ深いつやを発するようになり、もう50年近く私の祈りを受け...
今日も夕焼け空の下、緑輝く近くの自然公園を「ロザリオの祈り」を唱えながら小一時間歩きました。 日没前の公園は、空や雲の色、里山の木々や池の面まで、...