「ひたすら前に」という今回のテーマが何を指しているかは、皆様もよくご存じだろうと思います。一言でいえば、向上心ということではないでしょうか。 命あるすべての...
「ひたすら前に」という今回のテーマが何を指しているかは、皆様もよくご存じだろうと思います。一言でいえば、向上心ということではないでしょうか。 命あるすべての...
人は独りでは生きられない。ですから、神さまは人を女と男に創造された、と旧約聖書の創世記の2章にあります。男女の関係だけでなく、同性同士でも、気が合う人が共にい...
新年にあたり、「たえず一歩前に」というテーマを頂きました。 昔から「一年の計は元旦にあり」と言われています。自分に関する将来の計画というのは大切です。なぜな...
クリスマスが、全人類にとって歓喜の祭典であることはいうまでもないでしょう。宗教の有無、宗派の違いを超えて、人々は今日の日を喜びます。 しかし、そのメッセージ...
平和を願わない人はひとりもいないでしょう。しかしながら、現実の社会や世界は、争いや事件やテロなどが絶えません。 なぜでしょうか。 短絡的な言い方はできませ...
わたしは、カトリックの神父で、イエズス会という修道会の会員でありますから、当然、わたしの役割は、清貧、貞潔、従順という誓願の下に、修道院という共同体の中で修道...
人生には、代表的な4つの苦しみがあるといわれます。生まれる苦しみ、老いる苦しみ、病気になる苦しみ、死ぬ苦しみです。これらの苦は、何人といえども免れることができ...
年長者と共に生きている家族がどれほどいるか分かりませんが、かつての核家族とは言わなくても、親と同居している家族は少ないでしょう。 わたしには親族が多いのです...
正直に言うと、わたしには「母のぬくもり」が分からない、というべきでしょう。なぜなら、わたしが3歳の時に、母は病気で亡くなったからです。かろうじて、幼児期の記憶...
わたしの父は、厳格さの中にも優しさを秘めた人でした。 わたしが10歳のとき、父は亡くなりましたが、10人兄弟の末っ子として育ったので、可愛がってくれました。...