長いトンネルを抜けると雪国であった。これは有名な川端康成の小説「雪国」の一節ですが、今いる暗さの先に別のもの、新たなものがあるということを想うことのできる文章...
長いトンネルを抜けると雪国であった。これは有名な川端康成の小説「雪国」の一節ですが、今いる暗さの先に別のもの、新たなものがあるということを想うことのできる文章...
桜のほのかな香りが新年度の始まりを告げているようです。 日本の年度が4月始まりになったのには諸説あるようですが、四季の移り変わりがもたらす豊かな自然の表情は...
冷たい冬の時期、天に向かって枝を広げる冬の樹は花も葉も実もつけていないので、見ようによっては「枯れている」「弱り切っている」ととられるかもしれません。 わた...
今日という1日を、私たちはどのように過ごすのでしょう。 朝出会う人々、初めに出会う人は誰でしょうか。そしてその出会いの時に何をするでしょう。心をこめて挨拶し...
「隣人愛」という言葉を聞くと、私は誰かに何かをしたことよりも、たくさんの人に優しく助けていただいたことが思い浮かびます。 20代半ば、一生涯やり遂げようとし...
3月25日は「神のお告げ」というカトリック教会の祭日です。 「受胎告知」とも言われ、おとめマリアのもとに大天使が現れ、マリアが神の子イエス・キリストをその胎...
人びとに親切に、人を愛しなさいということは、子どものときからよく聞かされていました。しかし、キリスト教では、なぜ隣人愛というのでしょうか。 これは信者になっ...
「隣人愛」と聞くと真っ先に思い浮かぶのは、平和の聖人マザー・テレサの子ども時代の逸話である。 マザー・テレサの本名はアグネスだった。東ヨーロッパのスコピエと...
「理念」「自分を愛するように他人を愛しなさい」聖書の言葉。(マタイ22・39) 「聖マリア病院はカトリックの精神に基づき、地域の皆様の要望に応えながら、いの...
まだ神父になる前、神学生として勉強していた頃、わたしは毎週、日比谷公園あたりで野宿している人たちに、おむすびと味噌汁を配るボランティア活動に参加していた。握っ...
特別支援学校で教員として働いていた時、子どもたちとの関わりからたくさんの気づきをもらいました。 子どもたちは、愛されることに対してとても敏感です。しかし、い...
先日、友人の詩人の文学賞授賞式があり、お祝いに駆けつけた私にとっても、嬉しい一日になりました。自分のことのように歓ばしく、感慨深い出来事に思えたのには理由があ...
もう十数年も前になりますが、数年間 海外に留学させていただいたことがあります。 もともと外国語が苦手だった私にとって「ことばの壁」は高く、なかなか思うように...
「キリスト教は愛の宗教である」――確かに、そう思います。しかしどこかしっくりしない気持ちを抱くのも事実です。(どうしてだろう)と考えてみたら、一つのことに気づ...
隣人愛と聞けば、学生時代の友人の話を思い出します。幼児洗礼の彼は子どもの頃、福音書にある善きサマリア人のたとえ話を不思議に感じていたと言います。 困っている...
私の住むアパートには、それぞれに庭がついていて、灌木が庭を囲むように植えてあります。夜明けから小鳥たちがさえずり始め、さまざまな小鳥が森のほうから飛んできて、...