人は初め、点のように小さな受精卵ですが、そこには素晴らしい神のご計画がたっぷりと入っています。 この「小さな赤ちゃん」の細胞は主体的に分裂をくり返し、様々な...
人は初め、点のように小さな受精卵ですが、そこには素晴らしい神のご計画がたっぷりと入っています。 この「小さな赤ちゃん」の細胞は主体的に分裂をくり返し、様々な...
「麗しい」ですぐ思い浮かぶのが、今年春先の、眠い朝のことです。 目覚めたら、もう七時過ぎだった。雨戸を繰ると、寝ぼけ眼に朝陽を浴びて美しく咲いている梅の花が...
「麗しい朝」「麗しい人」という言い方を耳にするとき、「美しい朝」「美しい人」とほとんど同じ意味なのに、どうして違った雰囲気がするのかという戸惑いがあります。 ...
恵み満ち満てる「時」、恵み満ち満てる「方」の事を「麗しい」と私は思います。 マリア様がお告げを受けた時の天使の言葉に、「喜びなさい、恵まれた方。主はあなたと...
私は神父として、また大学の教員として、今まで大勢の人びとにお会いしてきました。それぞれみな良い方で、素晴らしい人でした。けれども麗しい人というのは、多くはいま...
70年余り前、野村英夫という詩人が31歳の若さで肺を病み、世を去りました。自然の風景に想いを重ねて恋を詠う詩を、晩年は命を見つめる深い詩を、書き遺しました。 ...
その人は道の左手をこちらに向かって足早に歩いて来ました。私は心もち距離を保ち道の右手を進みました。その女性は少し首を傾け一方を見つめ、固い表情で通り過ぎました...
麗しい。辞書を引くと、「(外面的に)魅力的で美しい」「(精神的に)心あたたまるような感じ」「美しくて立派」「輝くように美しい」などの解説が出てきます。私たちの...
1865年の、長崎での"信徒発見"の話は、世界的にも有名です。 1854年、日本は二百数十年以上続いた鎖国がとかれ、数年後に来日したパリ・ミッションの宣教師...
人は何かに感動すると「生き甲斐」を感じ、「ああ、生きていて良かった」と顔が輝きだします。爽やかに輝くと人が周囲に集まりますが、暗いと人が寄り付きません。感動の...
小学6年の時、私は平日も教会のミサに毎日通う、ある意味変わった子どもでした。何をするにもワンテンポ遅く、機転も融通も利かず、おねしょは治らず、笑われたり叱られ...
「麗しい」という言葉を聞くと私は、女優のオードリー・ヘプバーンを思います。美しく大きな瞳、気品のあるしぐさで世界中の人を惹きつけた彼女は、オランダ人の母とイギ...
以前、何かのテレビ番組で私の大好きな指揮者の佐渡裕氏が特集され、そのインタビューの中でとても印象に残った言葉がありました。 それは、佐渡氏がまだ若く、レオナ...
「麗しい」――その意味にはいろいろありますが、例えば、「整っていて美しい」が、思い浮かびます。では、「麗」という文字の意味は何なのか。辞書によれば、「美しいつ...
今年は令和の元号になって4年目になります。新しい元号に用いられている「令」は、(「朝日新聞」2019年4月20日付の記事にあった)国文学者の中西氏によると「品...
小高い丘をくだる途中で、花の手入れをしている朱美さんに出会う。 いつごろからか朱美さんに挨拶をするようになり、時折、朱美さんは庭の花を見せてくださるようにな...