以前住んでいた町に、一坪ぐらいのアクセサリーのお店があって、そこに赤いザクロのようなガラスで編んだ十字架のイヤリングがあった。気になっていたが、無難なアクセサ...
以前住んでいた町に、一坪ぐらいのアクセサリーのお店があって、そこに赤いザクロのようなガラスで編んだ十字架のイヤリングがあった。気になっていたが、無難なアクセサ...
聖書には様々なエピソードがありますが、その中には、世の中のお母さんたちに不評なエピソードがあります。それは、「マルタとマリア」のお話です。 イエスさまがマル...
SNS上では沢山の人が非常に身勝手なことに、よく知らないままに、他人を誹謗、中傷するのだそうです。ターゲットにされた人は、深く傷つき、また絶望に閉ざされること...
現在私は、神学院という将来カトリック神父をめざして研鑽している、7年制の学校に勤めています。1年のうちの8ヶ月間、20代から50代の男子学生が30人ほどで寮生...
「小さな親切大きなお世話」とか「ありがた迷惑」という言葉があります。自分では親切と思うことが、実は相手には余計な迷惑だいう状況を表わします。 「思いやり」と...
就職活動では、「私は思いやりがあり、気配りのできる性格です」というアピールは必要なことなのだという。ただ企業の側では、あくまでも仕事の成果につながる人間関係の...
生きていればどこかで、かけがえのない出逢いが待っており、人と人を結ぶ縁の糸は日々を織り成し、生きる味わいになってゆく――。 40代を迎えて、私にはその実感が...
真の思いやり、本物の優しさとは、どのようなものなのでしょうか?相手の要求に盲目的に従う事ではない事は、明らかです。何故なら、相手の求める事が、必ずしも相手の幸...
「思いやり」とは、相手の悩み、苦しみ、悲しみなど、相手の境遇を察知し、慰め、励ますことと言えると思います。よりよい人間関係を醸し出すには「思いやり」は、絶対、...
イエス・キリストが使徒たちによく話していたことがあります。 それは、いつかご自分が祭司長や律法の学者たちに苦しめられ、殺されて3日目に復活なさるということで...
東日本大震災の直後、イタリアのテレビ番組の中で、津波を生き延びた東北の少女が当時の教皇ベネディクト十六世に、「なぜ子どもたちが苦しまなければならないのでしょう...
私の母は他人に何かしてあげる時には、その人の立場に立って、本当にその人が欲していることをしてあげるべきだと言っていた。 例えば、「腹がすいてたまらん人に、い...
私は、シスターですが、本当の祈りを知りませんでした。それはシスターである私にとっては致命的な事で、知るようになるまでには、ある神父様の熱心な忍耐強い思いやり...
「思いやり」という日本語の言葉の意味合いは、他の言語にはないのではないかと思います。「思う」と同時に、「やる」という言葉は与えるという意味を感じますし、単に思...
ある律法学者が「何をすれば永遠の命が得られるか?」とイエスに質問した。 「全身全霊で神を愛せよ。また隣人を己の如く愛せよ」と諭された。「では私の隣人とは誰か...
だいぶ日が暮れ、肌寒くなってきた夕方六時、お告げの鐘を鳴らし終えたシスターKが私を見て、開口一番「あら~、お疲れ様やったね~」と言ってくれた。用事で長崎市内か...