若いというのはただ年令が若いということであるが、若々しいというのは、年令に関係なく若いということだと思う。青春というと十七、八歳の若者だけに与えられた季節のよ...
若いというのはただ年令が若いということであるが、若々しいというのは、年令に関係なく若いということだと思う。青春というと十七、八歳の若者だけに与えられた季節のよ...
「青春の日々にこそ、あなたの創造主に心を留めよ」という聖書の言葉があります。(コヘレト12・1)若い時に、自分がどこから来て、どこへいくのか、私を造られた神は...
「青春は美し」とは、ドイツの作家ヘッセの短編小説。タイトル通り、青春期の青年の心に映る故郷の自然や人々が美しく描かれている。自我が確立するまでの悩みや葛藤は、...
私が長年愛用している、ドン・ボスコ社発行のカトリック手帳の2019年度版の表紙は「聖家族」の美しい宗教画です。いつも、この手帳を開く前に、毎日スケジュールが充...
今はやりの、自己啓発のグループのプログラムに、「自分とは何か」のセッションがありました。 まず、自分の役割とはなんですか?と問いかけられます。 それぞれ「...
この原稿の締め切りも近いので、慌てて書き始めましたが、今の時点で私に役割として求められているものは、いくつも層をなしているようだと直感的に思いました。 文字...
この春から、神学校という司祭の養成所で働くようになりました。8年前にも働いていましたので、2度目の勤務となります。 前回の勤務の時、朝の「ミサ」という礼拝式...
私の五島列島の実家の墓には、私の書き文字で「まわりをあたためていた家族、命ゆたかに生きて、今ここに肩寄せ合って眠る」と彫られている。 これは母の願いであった...
私は今、何をしたらいいのだろうと自分の生き方について悩みます。しかし何故か自分の使命感を大きな声で周囲に豪語する人とはあまり付き合いたくありません。 加齢に...
慌ただしく過ぎ去っていく毎日の生活の中で、ふと立ち止まって、私の今の役割は何なのだろうか、と考えてみました。 実は、若い時から、一つの確信のようなものが、私...
4人の子どもたちが結婚して巣立ち、一人住まいとなった今、私は子どもたちとその家族のために毎日主イエスに祈っています。 28年前に天に召された夫の取り次ぎも願っ...
この春、私はインターネット放送のテレビ番組にゲスト出演しました。詩人の活動を紹介する1時間の番組で、生中継の緊張感があるひと時でした。番組は私の20年余りを振...
現代人が心から求めているもの、それは、自分の居場所ではないでしょうか。 以前、路上生活をされている方々の炊き出しに参加した時、一人のスタッフの方が、「ホーム...
それぞれの命を与えられて、人がこの地上で過ごす時間。永遠のように長く感じることもあれば、儚い一瞬にすぎないと思うこともある。だがそれらの時間も、命も、私たちに...
私が5年前に作った大沼羊文化研究所のその後のお話をします。 10年前、横浜から函館郊外、大沼へ移住した私は、すぐに羊を飼い始めました。 春、桜が咲くと毛を...
「適材適所」という言葉があります。環境が整えば、その人に適った役職に就けば、その人の真価がいかんなく発揮されるということでしょうか。 しかし、それが、十分に...