アフリカの無医村で、たった一人で巡回診療をする医者や、貧しい国に学校を建て、教育に生涯を捧げる人など、愛を実践している人は世界中にたくさんいます。医者や教師の...
アフリカの無医村で、たった一人で巡回診療をする医者や、貧しい国に学校を建て、教育に生涯を捧げる人など、愛を実践している人は世界中にたくさんいます。医者や教師の...
愛するってどういうことだろう。 家族や気の合う大事な友達を愛せるのはあたり前だし、わざわざ愛するとは?なんて問い直すまでもないこと。 問題は「いやなひと」...
だいぶ前のことだと思います。「寂しい女性は太る、忙しい男性は太る。」という新聞の見出しがありました。私はそれにびっくりして、その記事をじっくり読んだ記憶があり...
5月のはじめに行われた演奏会で、私は、クレーマー作曲の「聖家族のためのミサ曲」全曲を指揮しました。これは教会の大祝日のミサやチャリティーコンサートでも指揮をし...
母はとてもおしゃれな人でした。洋服に合わせて帽子をかぶるとまるでモデルさんのようでした。冬になると、黄八丈の着物姿に白い割烹着で働いていました。その姿はきりっ...
私の母は、私が物心ついた頃には、豆腐売りの行商をしておりました。朝早く起床し、豆腐を作り、竹輪やその他の練り製品を卸売業者で仕入れ、それらをリヤカーに載せて出...
私は母のぬくもりを知りません。私が1歳になる寸前に父が病気で亡くなり、母は兄と私を田舎の婚家に残して東京の実家に帰ったからです。隠居していた祖父が父親代わりに...
うちの母って、ちょっと変わった母親でした。 小さい時はそれが不満でした。いわゆる「母ものドラマ」に登場する、何もかも包み込んでくれる、優しくたのもしい母、目...
私がまだ2歳か3歳の頃の出来事です。初めて海に連れて行ってもらった時のことです。 写真を眺めながら思い出したことは、母に抱かれて海を背景にして、父に写真を取...
私の母は口数が少ない方で人が喜ぶようなことを巧みに話したりはできないタイプです。でも噂話もしません。それは母の美点だと思います。 父は素晴らしい信仰をもち、...
母のぬくもりという言葉を聞くと、私には母の胸にだっこされていたり、背中におんぶされていたりする光景が浮かびます。なぜかそれは、懐かしい日本の原風景をバックにし...
ある幼稚園で、以前こんなことがあった。家庭の事情で児童養護施設に引き取られ、そこから幼稚園に通園している子どもが、冬休みを終わって幼稚園に戻ったときのことだ。...
私たちは多くの人の愛に包まれ、大切にされ育ってきました。とりわけお母さんの愛に包まれて大きくなりました。お母さんのお腹の中にいる時から、愛され、また守られてき...
今、私の机には100歳の詩人・柴田トヨさんの、多くの人に愛された詩集が置かれています。ページを開くと、長い生涯を歩んだトヨさんの写真があり、笑顔の後ろから光が...
ある幼稚園のお母さんが、話してくれました。 娘さんはお母さんが大好きで、いつもにこにことくっついていましたが、ある日、お母さんは幼稚園から、娘さんが動作が遅...
小さな枕を見た。友人の家を訪ねた時のこと。幼稚園に通うようになった娘さんのベッドに、ふっくらと可愛い枕が置かれていたのである。聞けば、この枕は友人の手作り。小...