不思議なことだと常々思っていることがある。洗濯機や掃除機、食器洗い機、乾燥機などの家庭用電気製品に囲まれている現代の私たちにとって、家事に費やす時間は、昔と比...

春らんまんのある日、幼稚園の園児たちが三々五々母親に伴われて帰って行きます。そのとき、門のそばの桜の大木を見上げていた園児が、嬉しげに叫びました。「ママ、見て...

「心は"魂の翼"」、こんな言葉を若者に残したのは、古代キリスト教の哲学者アウグスティヌスです。　確かに、血気はやる若者ほど夢や希望は広がり、心はより高く、より...

今回の「心のともしび」のテーマを見て、私は聖書の中の「山上の垂訓」を思い出しました。（参：マタイ５・３以下）　一般的には、「心の貧しい人達は幸いである」という...

ユダヤ人の名言のなかに、「ワインを飲むとき、その時間が無駄だと思うな。心は休んでいるのだから」という内容のものがあるそうです。　なるほど、心というものは、現実...

ある説話を紹介しよう。　昔、ある村にひとりの貧しい人が住んでいました。猫の額ほどの土地しかないその人は、毎日、自分は貧乏で不幸だという思いばかりに囚われながら...

「心の貧しい人々は幸いである。天の国はその人たちのものである」で始まる、イエスの山上の垂訓は、マタイによる福音書では５章の冒頭にあり、ルカによる福音書でも６章...

豊かな心。それはどんな心のことだろう。心は誰の裡にもあってその人自身でもある。心はその人を入れる器とも言えるだろう。豊かな心とは、自分の喜怒哀楽だけでなく、美...