フィールドにいると、その自然ながんばりが、強い命のきらめきとなって、心に伝わってきます。そして、その力に圧倒されることによって、私は、私自身を含めたこれらの命のひとつひとつが、それこそ羽の一枚、毛の一本まで神様に見守られていることを実感するのです。
きらめきには、害虫も益虫もなく、また、強いものも弱いものもありません。小鳥は自分が小さいからとがっかりしてはいないし、ゴキブリは自分が嫌われ者だとは思っていないのです。どの生き物も、造られた通りの姿で生きている、それがきらめきなのです。
ある観察仲間がくれたメールは、大変印象的でした。
「大きいやつも小さいやつも、フワフワした子も固い子も、ヌルヌルしたのもザラザラしたのも、みんな地球の仲間なんだよね。厳しいせめぎあいのなかだけど、だからこそみんなが力一杯生きていて、キラキラしてるよね。生きるというその光が、本当のきらめきなんだと思うよ」