毎朝、毎朝、日本全国で何百万、何千万の人々が、鏡の前に立ち、顔を洗い、歯を磨き、ひげを剃ったり、化粧をしたりします。こうして身仕度をするとき、私たちは、その日一...
毎朝、毎朝、日本全国で何百万、何千万の人々が、鏡の前に立ち、顔を洗い、歯を磨き、ひげを剃ったり、化粧をしたりします。こうして身仕度をするとき、私たちは、その日一...
人は「祈る」という時、だいたいにおいて神さまから何かの恵みを願うことを考えると思います。これは願いの祈りといいます。もちろん願いの祈りも大事ですが、祈りの中の一...
人は誰でも一生の間に試練を耐え忍ばなければならない時があると思います。その時、人がとる態度によって試練が人生に与える影響は大いに違ってきます。ある人たちは試練に...
人間は、自分が生まれてくる歴史上の年代を選ぶことができません。何世紀に生まれたいかと誰も聞いてはくれません。しかし、私たちは、21世紀の現代に生きている人間とし...
松葉杖を衝いて歩くなんて、私にとって昨年の大事件でした。山おんなの私は、念願の神山に観光シーズンの始まる前に登らなくてはと、6月の梅雨のさなか、いつものようにひ...
長い年月、絵を描いてきました。テーマはプライベートなものから、社会的なものへと広がり、大作や連作へと規模も大きくなっていきました。でも私らしさは、大切にしてきま...
教える立場にある人にとって、準備のための学びを怠ることはできません。備えが不十分である場合の責任の重さを痛感するからです。ましてや、研究の場にあって目的達成のた...
小学生の頃、私は読書が好きで、学校の図書室の気に入った本はあらかた読んでしまい、先生用の資料まで読む始末だった。図書室の奥には先生のための書架があって、指導書等...
横浜で、科学のおもしろさを子どもたちと一緒に体験する活動にボランティアとして参加している。たとえば静電気や磁石の実験と、モーターや、ICラジオ、えんぴつ充電池、...
私は、長い間、ある大学で「人間学」という科目を担当してきました。人間学というのは、理窟っぽい言葉でいえば、人間とは何か、何のために生きるのか、どう生きるべきなの...
アルゼンチンのブエノスアイレスからチリのサンチャゴに向かい小さな飛行機に乗り、暫く牧草地帯を飛ぶと、今度は砂漠になりました。給油の為にちょっと降りる時は砂嵐にな...
本当に不思議なことですが、若い時に読もうと思っても、どうしても読みすすめられなかった本が、今はとても気持ちよく、ほとんど楽しいとさえ思いながら読むことが出来るの...
私たちの人生は、出来事をどう受け止めるかによって、大きく違ってきます。旧訳聖書には10人の兄がいるヨセフという人が登場しますが、彼は父ヤコブに特別に愛されたため...
天変地異、核爆発、天災、人災、その恐ろしさ、これによる人命の損失、その悲しさ、いかばかりか! その犠牲者、亡くなられた人々への追悼の念は尽きず、だれしも自ずと目...
学生の頃と違って、今では私達も好きなことだけ、学んでいいのですよねー。そこで私、我が家モンテ・クリスト伯会長は、デュマの小説に出てくる地名とか通りの、地図との照...
友人の父上は御年86歳。娘である友人の手ほどきのもと、初めてパソコンを持ち、今はスマートフォンに挑戦しておられます。好きな旅の途中で撮った写真をデータで管理した...