30代は頭がいつもかっかとして熱く、人生は学びだなどと考えた事もなく冷静に言えるのは最近です。ひたすら自分の仕事に専念し、スリル満点の仕事を楽しんでいました。苦しい時は神様に祈り、上手く流れると、あたかも自分の力かのように自信満々に言動していたようです。仕事で大失敗し、周囲から嘲笑され、その傲慢をたたかれ、自信喪失し、何回も職場放棄のような数日も体験しました。
喜怒哀楽の激しさは嵐のようで、よくもまあ、30代40代を無事に生き抜けたものだと今更ながら冷や汗が流れますが、今は「人生は学び」だ、などと言いながら幸せな日々を送っています。今の私のこの人生が何とも楽しく、幸せなのは何故なのか?自問自答しています。
その原因は森羅万象の解釈が楽天的だからかなあ、と最近思います。或いは鈍感なのかもしれません。全知全能で愛そのものである神様が、この不可解な森羅万象の背景に存在しておられると思うと、飛行機事故の現場のように、この世は地獄かと感じていても、最後は何故か森羅万象の中に生き甲斐を感じてしまうのです。
厳しい我が人生はまさに学びの場でした。