30年以上前の春、生まれ育った家を離れ、修道生活・シスターへの道を歩み始めました。私自身が選んだ道とは言え、その時のことを思い起こす度に胸が一杯になり、今でも...
30年以上前の春、生まれ育った家を離れ、修道生活・シスターへの道を歩み始めました。私自身が選んだ道とは言え、その時のことを思い起こす度に胸が一杯になり、今でも...
四旬節はキリストの復活への準備の期間、新しい命への道です。特に、悔い改めて祈り、節制や犠牲が呼びかけられる時です。 祈りには、静かな力があります。四旬節だけ...
教会は、今、復活祭の準備期間である四旬節という季節を過ごしています。伝統的に、四旬節は私たちに「祈りと節制と愛の業」を呼びかけます。それは、イエスの御受難と十...
コロナ禍を経て、旅の目的も少し変わったそうです。 旅は、リフレッシュ、リセットの機会です。旅先の景色に感動し、見知らぬ人と出会い、いろいろな発見があり、その...
シスターになった頃、私は、たくさんの人から「近づきやすい」と、よく親近感を持たれました。周りの年長のシスターたちの多くも、生活の中ではごく普通の身近な感じの人...
「捧げる」行為の前提には、愛があります。愛すればこそ、何かを捧げられるのだと思います。自分の努力よりも、何かに促され、駆り立てられるような行いではないでしょう...
人生とは不思議です。ふとした出会いや出来事が大きな転機となることがあります。よく「偶然に」と云われますが、本当にそうでしょうか。 もし神を信じるなら、偶然等...
ある雨上がりの日、手入れの行き届いていない庭の雑草が輝いていました。草の上の雨露が、太陽の光に照らされて光っていたのです。その時、草ぼうぼうの庭が美しいと感じ...
私は、今、志を一つにする他の5名のメンバーと共同生活を営んでいます。日々、お互いを「活かしあう」関係性を深めていけるように、それぞれが努力しています。 しか...
高校生になった時、入学祝いに聖書をいただきました。何の気なしに手にした聖書をパラパラとめくっていた時、突然、ヨハネ福音書の冒頭の箇所が私の目に入ってきました。...