石庭で有名な龍安寺のつくばいに、「吾唯知足」という言葉が刻まれています。足ることを知る、十分に与えられている現状に気づくということです。 人間の欲というもの...
石庭で有名な龍安寺のつくばいに、「吾唯知足」という言葉が刻まれています。足ることを知る、十分に与えられている現状に気づくということです。 人間の欲というもの...
聖書に、イエスの死に落胆したマグダラのマリアが、復活されたイエスと出会う物語が描かれています。(ヨハネ20・11~16) 空の墓の前で、イエスの遺体すらも奪...
ここ数年、「サステナブル」という言葉をよく耳にするようになりました。「サステナブル」という言葉から、まず私が思い出すことは、「もったいない」という日本人の心で...
聖書には「みなが一つになるように」というイエスの切なる祈りが記されています。それは、被造界のあらゆるものが一つになり、調和のとれた世界、つまり真の「共生社会」...
私たちは、日常、人の話し声、テレビや車の音等、たくさんの生活音の中で生活しています。「沈黙」というのはどこか落ち着かない、怖いとさえ感じる人もいるかもしれませ...
「今日、あなたがたのために救い主がお生まれになった」と、聖書のルカ福音書は、私たち1人ひとりに、救い主の誕生を告げています。(2・11) 12月25日は、世...
「あなたが産声をあげた時・・・存在そのままで価値がありました。」 東京に出かけた時、山手線の電車の中で見た広告のメッセージに目が留まり、大変印象に残りました...
小学生の頃、腕を骨折して入院した時、父が仕事先から病院に駆けつけてくれました。 ベッドで横たわる私に向けてくれたその時の父の優しいまなざしと表情を、今も時々...
私たちは、日々「主の祈り」を唱え、「日ごとの糧を今日もお与えください」と祈っています。「糧」とは、衣食住、そして、心豊かに生きるための力、私たちの生活や成長を...
中学生の頃、私は、いろいろな人間関係に悩み、傷つき、「生きる」ことについて真剣に考えるようになりました。暗いトンネルに入ったようで、ずっと心が重く、悩んだ時期...