母が天国に帰る前の5ヶ月間、私は毎月郷里に帰りました。会えない月も多かったのですが、病院に必要な物を届けることは出来たのです。 手術を終えて退院し、自由な時...
母が天国に帰る前の5ヶ月間、私は毎月郷里に帰りました。会えない月も多かったのですが、病院に必要な物を届けることは出来たのです。 手術を終えて退院し、自由な時...
若いとき、姉のように親しい友人と、教会の信者さんの家や、入院中の人を訪ねて病院訪問をよくした。 その頃、ある精神科の病院が、患者の癒やしの一環として、司祭を...
ずいぶん前の話だが、私には怖い先輩がいた。ニコリともせずにはっきりとものを言う人で、注意などされると心に突き刺さる感じがした。だから、なるべくその人と話さない...
「教会に来るとホッとする」。私が幼い頃、聖堂で母はよくそう言った。「ママは外ではあまりホッと出来ないのかな」と思い、「教会に入るとすぐに神さまを感じるんだな」...
「委ねる」という言葉を聞くと、飛行機に乗って離陸する瞬間がまっ先に思い浮かびます。離陸のときは、神さまに命を委ねる気持ちになります。しかし神さまは、私たちが、...
新約聖書の後半にある書簡の大部分は、聖パウロという人が書いたものです。その一つ、「コリントの信徒への手紙Ⅰ」の12章にはこうあります。 「体は、一つの部分で...
世界中のみんなが大好きなクリスマス。聖書を読んで2千年前のその夜を思い浮かべてみましょう。 ベツレヘムで羊飼いが野宿をしながら羊の番をしていると、天使がそっ...
以前、黙想会でこんなヨーロッパ女性の話を聞きました。ある日、突然、夫が彼女のもとを去りました。さらに、経営していた店が倒産し、子どもたちはみな母親を助けようと...
ある人が、洋服を捨てるかどうかを決めるのは、その服にときめきを感じるか否かによると言っていました。私は「ときめき」で何かを判断することはありません。すぐに消え...
人は初め、点のように小さな受精卵ですが、そこには素晴らしい神のご計画がたっぷりと入っています。 この「小さな赤ちゃん」の細胞は主体的に分裂をくり返し、様々な...