私は今年70歳を迎えます。音楽と共に毎日元気で過ごせているのは、幼い時から、慈しみの光に包まれた多くの真心に出会ってきたからだと思います。その真心は私の「よろ...
私は今年70歳を迎えます。音楽と共に毎日元気で過ごせているのは、幼い時から、慈しみの光に包まれた多くの真心に出会ってきたからだと思います。その真心は私の「よろ...
それはダウン症をもつ息子が通う特別支援学校の授業参観でのことでした。その日は妻に予定があり、私が代わりに学校へ行きました。 息子はダウン症児の中でも特に発育...
わたし達のいのちの営みは「食べること」から始まります。 心臓も脳も、胃や腸も全身を巡る血管も、食事を摂り、必要な栄養をからだにとり込まなくては働けません。 ...
私は10年前、横浜から函館郊外大沼に移住しました。ここで羊を数頭飼って暮らしています。 羊は太陽の光に影響を受ける動物です。秋になり、太陽の光が短くなると種...
正直に申し上げると、歳を重ねるにしたがって、単純に「よろこぶ」ことが少なくなってきているように感じています。若い頃は、あらゆる出来事に対して、一喜一憂していた...
カタンと郵便受けから音がした。姪からの手紙だった。封筒を開けると、詩が綴られたカード、コーヒー1回分、そして短い手紙が入っていた。台所で、香ばしいコーヒーにお...
昨年の誕生日は、一日の出来事すべてが神さまのプレゼントのように感じた。 まず、朝早く友人から、私が書いた本の感想が送られてきた。 「私たちはみな神さまに愛さ...
私は今年、73歳。ふるさとの父は64歳で帰天した。父の年を10歳も超えてしまったのに、いまだに私は父のことを思い出すと、小さな童女に戻ってしまう。 私が何か...
「生きるよろこび」を心底感じたいけれども、何故、私は感じないのでしょうか?という質問をたびたび受けます。この悩みは私自身が時々陥る悩みです。 さて、老いも若...
生きるよろこびについて考える時、どうしてもこの人物を思い出さずにはいられない。宮沢賢治の童話「虔十公園林」の主人公、虔十である。虔十は「縄の帯をしめ」「杜の中...
日本には古来から、前祝によって幸運を引き寄せるという一種の引き寄せ術がある、と書かれた、ひすいこたろう・大嶋啓介著作の「前祝いの法則」を読みました。物事に望...
日本にキリスト教を伝えて下さったフランシスコ・ザビエルの生誕地、スペインのザビエル城に、「微笑みの十字架」という十字架像があります。十字架上で筆舌に尽くし難い...
昨年、日本を訪問された教皇フランシスコは、キリスト者であるかないかに関係なく、多くの人々に温かな印象を与えてくださいました。 教皇様の多くのメッセージのテー...
20年ほど前に私は4つの教会を3人の神父で、共同して担当していました。初めは、3人で一つの教会で暮らしていたのですが、教会の管理の問題で私は、そこから電車で2...
喜び、悲しみ、苦しみ、怒り、の4つは、 まさに人間感情の4大ファクターと言えそうです。このなかで、ポジティブなのは、喜びだけで、後の3つ、悲しみ、苦しみ、怒り...
パウロがテサロニケの教会に送った第1の手紙5章の16節から18節に有名なみ言葉があります。 「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。全ての事に感謝しなさい...