ある講演会の後で、主催者側が私に、大きな花束をくださいました。修道院に持ち帰るには大きすぎるなと思いながら、シスターたちの喜ぶ顔を思い浮かべて、持ち帰り、修道院...
ある講演会の後で、主催者側が私に、大きな花束をくださいました。修道院に持ち帰るには大きすぎるなと思いながら、シスターたちの喜ぶ顔を思い浮かべて、持ち帰り、修道院...
2人3脚。これは、子どもの時から聞いている言葉です。運動会になるとよく使う、とても身近な言葉です。そして、2人3脚にもっとも必要なことは、2人の人間の気持ちがぴ...
友好という言葉は、ふだんは国家間の政治的な関係のときによく使われます。それは国家間の利害が対立していても、表立って争わず、関係がうまくいっているように振る舞うこ...
「どうしても苦手な人がいる」「どうしてこの人とは話が弾まないんだろう」というようなことで悩みまではしなくても、困ってしまうことはないだろうか。特に男女の間で体験...
私がまだ五島にいた高校時代、世界史を学んだ。驚いたことは争いの多いこと。14世紀から15世紀にかけてのイギリスとフランスの長い争いは100年戦争と呼ばれた。イギ...
きょうは月の第2火曜日、その名もシンプルな「M市聖書の会」、Oさん宅での家庭集会の日です。私はこのグループのユニークさに惹かれて、少し遠いけれど通いつめています...
キリシタン武将高山右近の伝記を読んでいたら、当時堺や高槻で行われた日曜日のミサには、戦場で敵となって争っていたキリシタンの武士たちが同じミサに平和的に参加してい...
夫の新井満が翻訳し曲を付けた「千の風になって」という歌が世の中に知られるようになって、10年の歳月が流れました。この歌を様々な方々がカバーして歌ってくれました。...
今から半世紀近く前、私が幼稚園へ通っている頃は、初めて出会う友だちと、最初は少々、ぎこちなくても、遊び終わって家へ帰る頃には、とっても仲良しになっていたことがあ...
友好という言葉は、私たちの日常より、国際的な場において、多く使われる言葉のようである。現在、世界には196の国があり、国連には193カ国が加盟している。国連はこ...
ある雨の降る日、友人が東京の郊外から車で自宅に帰るために運転をしていた。遠くに白い箱が見え小さな動くものが見えた。近くに行って見ると、よろよろと小さなネコが1匹...
私達は、友人を求める時、どんな資質を求めるでしょうか。誰もが求める第一の資質は、苦しみの時、見捨てない人だと思います。聖書のシラ書には、友について次のような事が...
第二次世界大戦中、アウシュビッツで若い父親の身代わりになったコルベ神父という聖人がおられます。神父様は、人間はちょっとしたことで人に嫌な感情を抱き、それを相手に...
ここ2年ほど、ほぼ毎朝エレベーターに乗り合わせるOLさんがいます。最初私は、何気なく天気の話しなどしていたのですが、間もなく彼女は自分のいる世界以外の人と話した...
「おはようございます。」 朝、誰かと顔を合わせ、出会ったときの第一声・・・。こちらの幼稚園での朝のご挨拶は「先生おはようございます。お友だちの皆さんおはようござ...
小学校時代の同級生たちは、つい数日前も、私の指揮するコンサートに大挙して来てくれました。何十年を経てもなお、心おきなく付き合える関係は、本当に何ものにも代えがた...