2018年06月30日の心の糧

仕事はすばらしい

ハヤット神父

今日の心の糧イメージ 神様は天地万物を創造された時、最後に人間をお創りになりました。聖書には「さて、主なる神は人をとってエデンの園に置き、これをたがやさせ、守らせられた」と書かれています。(創世記2・15)

この言葉は人間の使命を示しています。

神様は、一人ずつの人にさまざまな才能や能力を与えられ、その才能と能力を活かして世の中を良くすることは、一人ずつの使命なのです。私たちは働くことによって周りの世界をよくし、お互いに助け合って、また自分の能力や才能を伸ばして強くなり、身体と心の健康を守ります。この意味で働くことはすばらしい価値があります。

もちろん、悪いことの為に働くこともあるかもしれませんが、それは罪になります。しかし、そうでない限りどんな仕事でも尊いものになるのです。私たちは自分の使命をよくわきまえて、明るい気持ちで精一杯働くことによって幸せになります。

神様が最初に人間をお創りになった時、アダムとエバが罪を犯したことにより、その結果、私たちは時として、苦労して働かなければならないことがあります。しかしそれにもかかわらず仕事本来の価値は変わりません。

人は仕事に対する態度によって、その人の人生は大きく左右されます。「働かなければ給料がもらえず、生活するために仕方なく働く」ということばかり考えて仕事をすると、それは悲しみの種になり、その人は気持ちよく働くことができません。

しかし、仕事の尊さと自分の使命を考えている人は、明るい気持ちで働き、その人にとって仕事は幸せの種になるのです。

いつも仕事のすばらしさを考えながら、明るい気持ちで働きたいと思います。

2018年06月29日の心の糧

つながり

土屋 至

今日の心の糧イメージ 集団のなかに共同体意識を育てるために「シークレット・フレンド」という手法がある。学校のクラスの初めてのホームルームのときや、何かのプロジェクトのためのチームが始まるときなどに行うと効果的である。

グループのメンバーのなかで「隠れた友だち(シークレット・フレンド)」をきめ、その友だちにわからないように、困っているときに陰で助けてあげたり、落ち込んでいるときにそれとなく励ましを与えたりする。メンバー全員が誰か別の人を支えることになっていて、支える相手には誰が自分を支えているのかは分からないように、くじ引きで相手を決める。

そしてそのクラスの学年末やプロジェクトの打ち上げの時に、誰が誰を支えていたのかを発表する。「やっぱりあなただったのね。わかっていたよ」というのから「どこを支えていてくれたの?」と全く気づかれないものも出てくる。そういわれてはじめて「そういえばあの時・・・」というように気づかせるのが一番上手なシークレット・フレンドということになる。それ以降その二人は、シークレットではない友だちになることはいうまでもない。自分が支えた人と自分が支えられた人の2人の友人を同時に作ることができるというわけだ。

誰かが誰かを支えあっているという関係を作り出せたら、その集団の団結力はいやおうなくたかまっていく。自分がシークレットフレンドであることをはぐらかすために、わざと別の人を支えたりすることが生まれてもいい。

1対1ではなく、1対多数あるいは多数対多数でもいいだろう。多数であればあるほど、最後の発表の時の感激は薄れるかもしれないが、考えてみたらすべての人が、すべての人の、シークレットフレンドになれたら最高であると思う。


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