私は「違います、杖に当たったので防御しただけです」と負けずに大きな声で叫ばなければなりませんでした。
列で大きなリュックを背負いなおすこと自体危険ですが、男性はせめて、後ろに注意すべきだったでしょう。白杖が折れることの危険性を考えれば、謝るべきはむしろ彼の方だったと思います。
大きく肘を張っている隣の席の人が突然肘鉄してくることも増えました。色んな人に訊いてみても、私に限らずほぼみなさん、自分はマナーを守っていても、相手が違反して衝突が起こり、理不尽に責められたという形のトラブルを経験しています。
イエスは、人を責める前に自分の罪を省みよと教えていますが、それは、ただ泣き寝入りして赦せという意味なのでしょうか。
自分の罪が意識できると、相手の過ちを説明して罪を意識させることもできます。まずは、何が罪なのか、どこに罪があるのかを見極めて反省のチャンスを作る、これがイエスの狙いではなかったでしょうか。
天候不順の作用もあるのか、難しい時代になったものです。