これは、ドイツからいらしたある神父様がいつもおっしゃっていたことです。マシュマロみたいなふわふわの白髪がお顔をつつんでキラキラとかがやき、弾けるようなとっておきの笑顔。とっても小柄で可愛らしい神父様。
この情熱的な神父様は、こうおっしゃるときには決まってピョーンと飛び上がって祭壇をかけ降りてみんなの間に立ち、「いいですか、わたし達は神様がゆるせないほどの罪を犯すことなんてできないんですよッ!」と叫ばれるのです。
神様は、それほど限りなくわたし達を愛してくださって、限りなく罪をゆるしてくださる方ということですね。
イエス様はそのご生涯での宣教を「悔い改めよ。神の国は近づいた」の宣言で始められました。
悔い改めて、悔い改めて、なんどでも、なんどでも、ゆるされる・・・。
これぞ福音! よろこびの音信とはこのことだと、あらためて「福音」という言葉をリアルに実感しました。
この神父様の「ジャンプ付きの」ミサのお説教のなかで。