今でも心に残っている話があります。30年ほど前の話ですからどこで聞いたかは判らないのですが、不思議とはっきり覚えているのです。れはある男子修道院での出来事です。...
今でも心に残っている話があります。30年ほど前の話ですからどこで聞いたかは判らないのですが、不思議とはっきり覚えているのです。れはある男子修道院での出来事です。...
以前に働いていた老人ホームで出逢った可愛いおばあちゃんを、私は時折思い出します。今はもうこの世にいませんが、いつも桃色の洋服を着て、ふわりと歩く彼女のことを、私...
Aさんがある日、颯爽と現れて、困り果てていた私と、私の相手先を見事にとりなしてくださり、両者が喜びと感謝の内に丸く納まった、という人生体験があります。さて、人間...
「亡くなったひいお婆さんが、まだ赤ん坊だったあなたをいつも抱っこしていた。どんなことがあっても、あのお婆さんがあなたを守ってくれるでしょう」。幼いころ、母からそ...
「子どもがやる気にならなければ、どうしようもない」と教師や親はよく口にします。「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」という有名なこと...
3人の不思議な旅人はアブラハムのもてなしを受けた後、ソドムを見下ろすところまでやってきました。アブラハムも見送りに、一緒に来ていました。ここで、主は言われます。...
聖書の中で、執り成しを祈る人として思い浮かぶのは、モーセです。モーセは、エジプトから解放されたイスラエルの民が、金の雄牛を造り、偶像礼拝の罪を犯した時、様々な形...
私の父母は人生のかなり多くの時間を、とりなしのために使ったのではないかと、娘の私から見て、そう考える。夫婦関係のトラブル、おきまりの嫁姑のトラブル、隣近所のトラ...
「とりなし」とは、ふつう人の間に立ってその場をうまくとりはからうこと、 仲介することをいいますが、 わたしには、失敗などして、とりなしてもらったことはあっても、...
私は4人姉妹の三女として生まれました。今年の秋、古稀を迎えました。古稀のお祝いをしようと横浜に住む私の姉妹3人が函館郊外の大沼に集まってくれました。久しぶりに会...
「とりなし」のテーマから、マザー・テレサの次の詩を想いました。『人は不合理、非論理的、利己的です。気にすることなく、人を愛しなさい。あなたが善を行なうと、利己的...
2つのグループが、ちょっとした意見の違いでしょうか、先程から声を荒げて言い争っています。通りがかりの人が彼らの中に知り合いを見つけたのでしょうか、声をかけました...
祈りは、自分の必要を満たすために捧げる時と、他の人のために捧げる時があります。祈りを必要としている人のために神に願うことを「とりなしの祈り」と言います。モーセが...
"イエスのみ心の祭日"を翌週にひかえた日のことだった。私は不安になると調布のチマッティ神父の遺体が安置された地下聖堂に行ってとりなしを願う。地下聖堂ではミサが終...
数年の間、いつもイエスさまと寝食を共にしていた弟子たちでしたが、何もかも理解していたわけではなく、時には、イエスさまがおっしゃる言葉に戸惑うこともあったようです...
何か願いごとがあるときに、聖母マリアや聖人たちに祈るのは、なぜでしょうか。聖母や天国の聖人たちは、神様のように全能ではなく、自分の力で奇跡をおこなうことはできま...