2018年02月10日の心の糧


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とりなし

森田 直樹 神父

今日の心の糧イメージ 数年の間、いつもイエスさまと寝食を共にしていた弟子たちでしたが、何もかも理解していたわけではなく、時には、イエスさまがおっしゃる言葉に戸惑うこともあったようです。

「わたしがどこへ行くのか、その道をあなたがたは知っている」(ヨハネ14・4)と、おっしゃるイエスさまに、弟子のトマスは「主よ、どこへ行かれるのか、わたしたちには分かりません。どうして、その道を知ることができるでしょうか」と答えています。(同14・5)

このように少し頼りない弟子たちですが、イエスさまは丁寧に彼らに答えられます。

「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。」(同14・6)

弟子たちの無理解と不安に対して、イエスさまはいつもやさしく丁寧に諭されている姿を聖書は伝えています。

そんなイエスさまが、弟子たちに告げられます。

「わたしの名によって願うことは、何でもかなえてあげよう。こうして、父は子によって栄光をお受けになる。わたしの名によって何かを願うならば、わたしがかなえてあげよう。」(同14・13~14)

やさしく諭してくださるだけでなく、祈りをとりなし、かなえてくださる、というイエスさまの約束に、弟子たちは大喜びしたことでしょう。

そしてこのことは、2千年前の弟子たちに対してだけでなく、現代に生きる私たち一人ひとりに対しても、イエスさまはやさしく諭し祈りをとりなして、かなえてくださるのです。

さらにイエスさまは、堅い約束をわたしたちに告げられます。

「はっきり言っておく。あなたがたがわたしの名によって何かを父に願うならば、父はお与えになる。...願いなさい。そうすれば与えられ、あなたがたは喜びで満たされる」と。(同16・24)