世界中どこでも、赤ん坊は皆同じように笑い、同じように泣きます。もちろん、少し大きくなり、話し始める頃には、それぞれの国民としての特徴がはっきり表れてきます。それ...
世界中どこでも、赤ん坊は皆同じように笑い、同じように泣きます。もちろん、少し大きくなり、話し始める頃には、それぞれの国民としての特徴がはっきり表れてきます。それ...
神様は天地万物を創造された時、最後に人間をお創りになりました。聖書には「さて、主なる神は人をとってエデンの園に置き、これをたがやさせ、守らせられた」と書かれてい...
悔い改めることは、後悔することと、少し意味合いが違います。前者には、これから新しく出直そうという意気込みがあるのに対し、後者には、過去への苦い思いだけが込められ...
神のみ言葉によって、苦しみに耐えて生きて行く力を与えられた2人の話を紹介します。1人目は、重い病の床にあった妻を見舞いに来てくれた目の不自由な女性です。彼女は白...
私の参加している、子供たちと科学のおもしろさを体験する活動の、夏のテーマのひとつが「セミの抜け殻を鑑定する」である。自然公園にいって、セミの抜け殻を採集してセミ...
ひとが、それまでの生き方を変え、住むところもつきあう人も、場合によっては服装も髪型も変え・・というような人生の一大変化は、一生にそうたびたび起こることではないで...
「古い自分」というのは、仏教の言葉でいえば、我執といっていいでしょう。本当の自分ではない、計らいや考えや欲望や感情に囚われて、これが自分だと思い込んでいる自我意...
古い自分を脱ぎ捨てる、とはなかなか難しいことだと思います。でも、たぶん自分で決めるというよりも、何かの具合で、すこし別な角度から自分を見るとか、別なことを始める...
私は外見が華やかに見えるそうで、そういう先入観で見られがちであるが、よくよくつき合うと、そうではなく、逆に古風な面が多いので驚く人は多い。そうなのである。私は五...
待ちに待った洗礼の恵みに浴した、あのさわやかな朝。私は初めて、「あなたがたは『古い人』とその行いを脱ぎ捨て、深い知識へと進むようにと、創造主の姿にかたどって絶え...
カトリック教会には「ゆるしの秘跡」というものがあります。それは神父様に罪を告白するチャンスで、古い洋画を見ると時々出てくる「ざんげ」のことです。とても素晴らしい...
以前、私はとても臆病でした。占いや理不尽な迷信など「それはおかしいんじゃない?」と心の奥で反発しながらも、それを跳ね返すだけの強い信念がありませんでしたから、タ...
毎年この時期になると、10数年前、修道院に入った頃のことを思い出す。衣類や本を詰め込んだ大きなスポーツバックを背負ったわたしが、修道院に向かう坂道を登って行った...
私が、18歳の時に洗礼を受けたのは、我ながら愛想のつきた自分が、新しく生まれ変わりたい一心からでした。その頃、日本は戦争中でしたし、浄土真宗という家の宗教からも...
「新しい自分」と「古い自分」という言葉は世界中で使用されている重要な言葉ですが、心理療法の世界ではこの言葉、概念の取り扱いは非常に重要なので神経質に扱っています...
私が長男を出産したのは、今から40年ほど前の春のことでした。初めてのお産だったせいでしょうか、陣痛が起き入院してから、生まれるまで2日ほどかかりました。子供は元...