草木が芽吹き、花を咲かせる季節が今年もやってきました。新型コロナがいかに脅威であっても、いのちのすべての営みを止めたりはしません。 いのちの始まりは、ささや...
草木が芽吹き、花を咲かせる季節が今年もやってきました。新型コロナがいかに脅威であっても、いのちのすべての営みを止めたりはしません。 いのちの始まりは、ささや...
アフリカのズールー語に、「ウブントゥ(ubuntu)」という言葉があります。その心は「みんながいるから、わたしがいる(I Am because We Are)...
小学校の運動会での一幕です。2年生のAちゃんが「C子ー!D子―!がんばれー!!」と、目の前を疾走する6年生を応援していると、前にいた同級生のBちゃんが、突然く...
聖堂で過ごす静かな時間ほど、ぜいたくな時はないかもしれません。喧噪から離れて自分を取り戻す時間を、わたしたちは、だれしも必要としているのではないでしょうか。 ...
とても好きな、詩編の言葉があります。 「あなたの手が労して得たものはすべて、あなたの食べ物となる。あなたはいかに幸いなことか、いかに恵まれていることか。」(...
中学生の時、教会で、ある記念に聖書をいただきましたが、ほとんど読むことなく、大切にしまっておきました。 それから数年経ち、高校生になった頃、バス通学だったの...
8月になると思い出す別れがあります。南半球は寒い季節でした。 わたしは修道会の養成プログラムのため、オーストラリアで、ベトナム人とフィリピン人の兄弟たちと一...
少し前の話ですが、2018年の平昌オリンピックのスピードスケート500メートルの決勝で、小平奈緒選手がオリンピックレコードをたたき出した時、場内の観衆がそれは...
最近、稲垣栄洋さんの『生き物の死にざま』という本を読みました。 タコは、海に住む生きものの中では珍しく、子育てをするそうです。タコのオスがメスに求愛し受け入...
子どもたちの問いかけは、なぜ心にすっと入ってくるのでしょう。二年生の子が私にたずねました。「ねえ、神父様は、いやな人っている?」「いやな時、どうすればいいの?...