

「フランシスコ教皇様への特別な親愛の情を感じていたわたしは、2017年にバチカンを訪れた際、ラテン語の祈りにわたしが作曲し、歌唱した『Ave Maria』を献上することができました。
フランシスコ教皇様へ特に惹かれたのは、パパ様がいつもお持ちになる旅の鞄の中に、
この聖テレーズは世界中で最も知られ、愛されている聖人のひとりであり、たった24年の生涯のうち9年間を修道院の中だけで暮らしたにも拘らず、その隠れた祈りの生活の中で神様の愛の神秘を悟り、天国に帰った今は全世界の宣教の保護者として崇敬されています。わたしが最も尊敬し、親しんでいるこの聖女は、天国から「バラの花を撒く」という表現で、世界中へ愛と助けを送ってくださっています。
その聖女を、全世界に赴かれるパパ様がいつも旅のお伴にされている!全世界に愛を届け、平和のために尽くされるパパ様が小さなテレーズを愛し、頼られている!
なんて素晴らしいコンビネーションでしょう‼︎
また、パパ様は著書で、テレーズの天才的直観を受け入れるように呼び掛けておられます。最も隠れた小さな聖女と、最も知られている立場の教皇様がキリストへの愛に結ばれてともに歩まれていることを知り、小さなわたしも、大きな喜びをもって「今、自分の託されていることを捧げよう!」と心が燃えてきたのです。
今ごろ聖テレーズとパパ様は天国で顔と顔を合わせて神さまの愛を歓び讃えておられることでしょう。そしておふたりが天国から〝神さまがもっともっと愛されるように〟と小さなわたしたちを応援していてくださるに違いありません。