

毎朝、目覚めた時、心の底から「きょう一日、み旨に適った一日でありますように」と祈りつつ、起き上がることにしています。そして、きょう一日の苦楽のすべてを主に捧げる意欲と決意を新たにします。誠に、カッコイイ話ですが、実際、このようになることを心から願っています。
一日を終えて床につく時には、一日を振り返り、み旨に適った一日であったかどうか反省しますが"満点であった" とはとても言えず、不完全な自分を痛感するとともに、あらためて自己完成への一層の努力が必要なことを悟る次第です。
この悔悟の念と共に自己完成の努力が必要なことを悟ってこそ、初めて人格の成長と、なお一層、徳を修めることが可能なことを自分に言い聞かせ、悟らせています。
この人格の成長と、徳を修めることによって人生がより豊かになり、幸せになることは確実で、疑問の余地は全くありません。人格の成長とは、自分自身の「振り返り」であり、これこそ一番大切であるように思います。振り返りを通し、どのように自分を変えたいのか、また、変えるべきなのかと考察し、昨日よりいい自分を作り上げることができれば嬉しいことです。
また、自分の「考え方」や「気持ち」や「行動」のどれかを必要に応じてうまく変えることができれば、より良い自分を作っていくことの第一歩になり、幸せにつながるのではないでしょうか。既に95歳にもなった私の考え方は、そう簡単に変えられないかもしれませんが、新しい時代の中で、自分をうまく適応させ、前向きな気持ちで小さな幸せを日々見つけたり、作っていきたいものです。そして、これからも自己完成に向かってがんばります。