8月15日は終戦記念日、平和を願い祈る大切な日である。聖母マリアのお命日でもあるので、クリスチャンの私には重ねて大切な日である。
長女の入園式で園長が挨拶された。【皆様はキリストの愛の精神をお子様に...と当園を選んだと想います】私は大ショック! 家に近いので選んだからだ。シスター姿の園長に【何をそんなに信じているのか】と、反発と好奇心で聖書研究会に入り、キリストの教えを学ぶ内、愛と真理の光に照らされて、3か月後、一家で洗礼を受けた。
今、我が家にはマリア様のご絵や彫像が大小28ある。どれも思い出深いものばかり。中でも長女が園長に頂いた大きいマリア像は、信者でなかった我が家に最初に来られたマリア様だ。
長女が園から借りた絵本を返すのが嫌で「このマリア様を描いて!」とせがみ、私の下手な絵でも納得して、お返しした。それを知った園長が、長女に沢山のマリア像を見せて「好きなのを上げますよ」と言われ大喜びで持ち帰ったものである。4人の天使に囲まれて、柔和で謙虚で凜としたそのマリア様は今や私の心の拠り所となっている。
神が人類を救うご計画を立て、乙女マリアに救い主の母になるよう告げた時、マリアは一途な信仰心で【はい】と応え、聖霊により御子を宿し、救い主の母として生涯キリストを支え、神の絶大な愛のみ業を共に完成させた。神は、マリアの体も魂も永遠の喜びの天国に引き揚げて、救いを求める総ての人をキリストの許に導き、神の愛と力を受けて永遠の命を得る希望の泉とされたのである。
聖母マリアの執り成しの祈りにより、未熟な私もキリストの愛と真理の信仰の道を、喜びと平和に満たされて歩んでいる。
感謝と賛美の毎日である。