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大切なこと

古川 利雅 神父

今日の心の糧イメージ

(4月に放送したお話です)

 

 4月に入り、会社や学校など、新しい年度に入りましたね。この様な時、大切な時に私たちは何をすれば良いのでしょうか。どのような心構えで歩んでゆけば良いのでしょうか。

 このようなことを思い巡らしておりましたら、一つのことが思い浮かんできました。

 それは、鐘やチャイムに関する事柄でした。鐘やチャイム。時間ぴったりになれば鳴るものもあれば、予鈴の様に何かを始める前に鳴るもの、仕事の終わりを知らせるものなど、様々なものがあるでしょう。

 以前、女子修道院で院長様とお会いすることがあって、その際にふと疑問に思っていた「予鈴」について尋ねたことがありました。

 予鈴が鳴ると、神様が私たちを次のところに呼んでおられる。だから今行っていたことを終わらせて、手放して、次のところに新しいところに向かって行く。その様なことをお話し下さった様に思います。

 これは予鈴についてのエピソードですが、そこから鐘やチャイムのことを考えていくと、さらに大きな時の区切りのことについて考えていくこともできるでしょう。神様ということはないにしても、私たちが新しい場に呼ばれている、呼ばれていく、そこに向かって歩んでゆくのですから、今までのことに感謝しながら、これからのことに期待する心構え心持ちでいられれば良いのではないでしょうか。

 私たちの日常には様々なことがありますね。

 良かったことそうでなかったこと、きっと沢山あることでしょう。それら全てに感謝し、これからのことに期待しながら、前向きに歩んでゆくことができればどんなに良いことでしょう。

 新たな時を迎えられた方々、皆様の上に、神さまの恵みと祝福が豊かにありますように。